ゴシック的世界観を舞台に、教会に眠る少女が突然目覚めるところから物語が始まります。最終戦争後ともあって世界は終わりに向かっている、彼女は救世主なのか、はたまた……考察が捗る作品としてgoodでした。幾重にも重ねられた設定が重層的なイメージを作っています。面白いです。
終末世界の寂寥と絶望の空気感がしっとり伝わってきました。自然と惹かれ合う二人の選んだ結末が悲しくも美しくて、希望として描かれたのが素敵でした!