あなたへ告白します。

あさのたけし

第1話

僕らはずっと親友だから、ね。

その言葉が今も離れないまま15年という月日が経っていた。ここナタルバーラ島では戦争が勃発し、死者も多く出た。その中で親友おれたちは再会した。アラン・テンバールとカタル・ナナ———。「どうして、キミが、ここに……!」とナナは驚愕の表情を見せる。「俺も軍人さ。だけど驚いた、お前も軍人だったとはね」とアランは裏腹に冷静でトゲを刺す。

「誰だッ!」銃口をこちらに向ける音がする。「危ない!!」と覆い被さるとそのまま地面にナナは倒れアランは手を地面に突き、スレスレの状況になる。「とにかく勝ち目はないっ!逃げるぞ!」とアランはナナの手を引っ張る。「夜の方が安全だ。朝日が出る前にこの街を出れば———」

「待て、いかせるわけにはいかないな」「浅葉雅人………!逸れものがなんのようだ」とアランが言うと浅葉は銃口を向け、「貴方達には死んでもらう」「そうはいくかよ」アランは即座に浅葉の背後を取り、「チェックメイトだ」

と、ナナが何かに気づいた。「待て!アラン!それは—————」引き金を引く、みるみるうちに浅葉の身体が巨大化し、「さらばだ!人類!!!」


その炎は島を超えて地球を破壊した。

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あなたへ告白します。 あさのたけし @ggang_745

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