何十年も昔のこと。家族みんなで遊園地のお化け屋敷に入りました。
超怖がりの私は一番後ろから、小学生の息子に手を握ってもらって、一緒に歩きました。
小屋の中には1歩めから目をつぶったまま。周りのキャァキャァいう声にビビりながら、握った手が汗でびっしょりになるほどで、外に出るまで一度も目を開けられませんでした。
そうゆうことなら最初から入らなきゃいいのに、と皆から言われました。
そんな怖がりの私ですからホラーのジャンルは超苦手です。
この作品も怖々でしたが、作者は永痴摩、いえ永嶋さまなんだよ、と言い聞かせながら、怖いもの見たさの心境で読み進めて行きました。
永嶋さま、か弱き(どこがじゃ?)ローバはとても怖かったですよ。
遠い昔の若かった怖がりの私を思い出しました。
(真夜中のローバの方がもっと怖いと言われそうで・・😅蛇足ですけどね)
恐かったけど、とても面白く読ませて頂きました。
作者からの返信
ローバ様
お化け屋敷って、怖がらせるために作られているので・・入ったら、やっぱり怖いですよね! ボクも昔は平気でしたが、今はダメです(笑)。
真夜中のローバの方がもっと怖いと言われそうで・・真夜中のローバ様って・・野中依馬(のなかよま)はバカなんですか?
〔ローバ様〕なんでやねん?
〔ボク〕だって・・
真夜中のローバ・・
まよなかのろーば・・
逆から読むと・・
ばーろのなかよま・・
バーロー、野中依馬(のなかよま)
〔ローバ様〕ぎゃび~ん。
素敵なコメントとお星さま、ありがとうございます💛
永嶋様。
「スタート」ボタンの付いた黒い謎の箱。
ボタンを押すたびに色んな恐怖体験をする幸次と由香。
めちゃくちゃ怖かったです。
無事に恐怖体験が終了して良かった!
でも、この黒い箱、今度は男の子が見つけたようですね。
うわぁ、今日もどこかで黒い箱の「スタート」ボタンを押して「きゃぁぁぁぁぁぁ」と叫んでいる人がいるかもしれませんね。
作者からの返信
のこ様
ありがとうございます。
めちゃくちゃ怖かったです。・・そう言っていただいて、とっても嬉しいです!
でも、この黒い箱、今度は男の子が見つけたようですね。・・そうなんです。怖いことって連鎖していくんですよね。。。
素敵なコメントに感謝です💛
お星さまもありがとうございました。<(_ _)>。
ボタンは、押すしかないですからね(●´ϖ`●)
でも、怖い思いするなら押したくない。でも、きっと押しちゃうんだろうなぁ(^_^;)
作者からの返信
わ~、ありがとうございますぅ。。
ボタンは、押すしかないですからね(●´ϖ`●)・・そうなんです! 他に用途がないですもんね(笑)
でも、きっと押しちゃうんだろうなぁ(^_^;)・・そうなんです! 押すなと言われたら、よけい押しちゃいますよね(笑)
お星さまもありがとうございますぅ。。
で、ともはっと師匠、今年こそ、ビキニのイラストですよ~♬
〔小説 パンナコッタ寿司の恐怖〕
のれんを手で押し上げて、ガラス戸を引き開けると、大将の威勢のいい声が耳に飛び込んできた。
「へい。らっしゃあい」
私はカウンターに座った。客は誰もいなかった。ここは、最近できた『パンナコッタ寿司』というお寿司屋さんだ。おいしいと評判なので、私も来てみたのだ。
それに、大将は『ともはっと』という名前で絵を描いている有名な画家らしいのだ。カウンターの奥には、着物を着て玉ねぎを持った姉ちゃんや、やはり着物を着てネギを持った姉ちゃんなどの多くの美人画が掛けてあった。おそらく、大将が描いたのだろう。私は感心した。うまいもんだ。
大将が私に言った。
「へい、何からいきやしょう」
私は聞いた。
「大将。お薦めは何ですか?」
大将の顔がほころんだ。
「今日は、いいボタンエビが入ってやすよ」
「じゃあ、それをお願いします」
大将はたちまちボタンエビを握ってくれた。
「へい。お待ち。お客さん、これは何も付けずにこのまま食べてください」
私は大将に言われるままに、握り寿司を口に入れた。しかし、たちまち吐き出してしまった。
「ウへ~。大将。これ、お酢が付いてるよ」
すると、大将がカウンターの下から黒い箱を取り出した。表面に『スタート』と書かれたボタンがついている。他には何もない。
大将が聞いた。
「お客さん。このボタン、どうします?」
「そりゃあ、ボタンは押すしかないよ」
大将が我が意を得たりとばかりに微笑んだ。
「でしょう・・
ですから・・
ボタンは押すしかないよ・・
漢字を変えて・・
ボタンはお酢しかないよ・・
ボタン(エビ)はお酢しかないよ。。」
私は「ぎゃび~ん」と言って、ひっくり返ってしまった。
〔小説 パンナコッタ寿司の恐怖 おしまい〕