追加機能...最高かよ!
「まて、一回頭を整理しよう」
確かスコップを作って石を掘り起こしたらなぜかアイテムボックスと鑑定スキルが追加機能として追加されたんだよな。いやまあ鑑定スキルだけならそこそこレアって感じだからわかるよ。アイテムボックスが意味わからんのよさっきも言ったけどこの世界で約100人しか持ってないスキルなんだよ。そんなの...そんなの...最高すぎるじゃないか!
「クリエイト最高!追加機能最高!これで家づくりが捗るぞ。てことで早速使っていこうか。」
俺は大きな邪魔な石を前に、アイテムボックスを起動した。するとその場所から石がなくなった。
「便利すぎでしょ!」
今までの苦労は何だったんだと思ってしまうがアイテムボックスを手に入れられた今に感謝しよう。そう思いながら邪魔な物を片っ端から収納していった。数分が立つと異変を感じてきた。
「あれ?こんなにいっぱい収納してるのにまだ収納できるんだけど...どういうことかな?一回このスキルの詳細を見てみるか。『ステータス』」
~ステータス~
名前/アルス・ラヒト
レベル 8
年齢 16才
体力 50
攻撃力 50
魔力 100/100
防御力 10
スキル/クリエイトLv2 剣術Lv1
追加機能 ストレージ:中に入れたものの時間が止まる、容量はない。 鑑定Lv1
「えぐすぎだろ!容量がないとかい。かれてるな。このスキル持ってる人ってこの世で僕だけじゃないのかな?」
なんかもう追加機能が来てからあんまりおどろかなくなってきたな。まあいきなり伝説級スキルがもらえたらみんな放心状態になるんじゃないかな。まあ僕も一瞬気絶しかけたけどね。
「でもめっちゃ便利だな。一瞬で家とか建てれそうだな。よし!ちゃっちゃと作り終わるか!」
俺は家に必要な素材をストレージで確保したり、邪魔なものを収納していった。
「よし。そろそろ大丈夫かな。それじゃあ下準備を始めようか。」
俺は建築に使う為の素材をストレージから現実空間へと放出した。魔力でも作れるけど、大きな家を建てるつもりだから魔力が足りなくなるんだよね。でもその作るための素材を使えば魔力の消費量を抑えれるんだ。
「あとは...『クリエイト』」
俺がスキルを発動すると放出された素材たちがどんどん僕の目の前に集まっていって最終的、全部が一つにまとまった。そう思ったらすぐにまとまったものがとびだし、家の形になっていった。数分もすると家全体が完成できた。
「僕の家の完成だ!早速中に入ろう!」
僕は急ぎ足で中に入った。家を作るついでに内装も作っておいたので、ソファーやら机やらがおかれている。
「我ながら最高の出来だな!」
長年家具などを作っていたから結構品質はいいほうにできた。
「あ...そういえば僕食料とかお金が全然ないんだった。お金は回収業者を頼むときにほぼ使っちゃったし、あるとすれば干し肉1個..まあ大丈夫か。きっと明日ぐらいにはお金がもらえるでしょう。確か受け取り場所は近くの村だったっけ。村行くのやだけどまあしゃあないな。」
次回、ギルバ視点です。
クリエイトというスキルを授かったが無能と言われ追放されたけどスキルの熟練度を上げれば追加機能が追加されるみたいなので何でもできる万能大工さんになりました。 焼きいくら @yakiikura
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