『もしも、即興バンドに三谷さんが混ざっていたら?』のドッキリに動揺しまくる池上が可愛い(笑)。
当初は格上の存在だったけど、保科の失恋や池上のバンド解散の本音トークあたりで距離が縮まって、今回のドッキリで更に縮まり、ラストの「一緒に」へと繋がったように感じました。作品の『男臭さ』『友情』担当の池上が格好良いです。
保科は、恋は逃しましたが、代わりに大切な友情を手に入れたんですね。
池上との対比で、同じようなスタンスだった姉御が、母性本能?女性らしさ?を見せて、綺麗な相乗効果になっているように思えました。
作者からの返信
いつも細部まで読んでいただき、更には、お助けいただくコメントをいただき感謝しかありません。
この46話で描きたかったのは、バンドを始めてからの保科の成長を一番近くで見ていた池上が、時に悦ばしく、時には嫉妬したりしながら、それでも認めていたという背景。
と、姉御も手間のかかる弟を見るような感情と同時に、自分が素直に出せない感情を臆面も無く見せた保科を応援したくなる、という部分でした。
当初、46話を最終話とする考えもありましたが、エピローグ的な話を付けた方が、より物語に”希望”を持たせられるような気がして、47話目を追加しました。
2周目(+様々な裏設定の暴露)後のラストではどのように感じて頂けたのか?という事が気になりますが、ひとまず今の私が言える言葉は一つしかありません。
『本当に、どうも有り難うございます』
未来というところまで感じさせられた今回。
最後の最後になってようやく、保科は保科らしくなったと思う。
そして、バンドマン、音を楽しめる人間にも。
今よりも上を目指すと言って、バンドをやめない決意をした保科。
「悔しい」と表現した場面。
最高でした!
作者からの返信
西之園さん。
『最高』という過分なコメント、誠に、心よりお礼申し上げますm(__)m
この一話は、作中での”保科 守”の集大成として作成した一話でありました。
その部分を感じ取っていただけた事が非常に嬉しいです。
残り一話は”もしかしたら蛇足か?”とも思いながら付け加えたお話ですが、結果として多くの方に受け入れて貰えたようで、ホッとした一話ではあります。
あと一話、是非ともお付き合いお願いいたしますm(__)m