あとがき

 「思い出」を最後までご覧いただきましてありがとうございます。


 この小説は「叶うことのない願い」と「好きな人を想い続ける」をテーマに書き始めました。

 何度も何度も試行錯誤しました。私の頭の中にある「思い出」という世界をどうやったら見てもらえるか。知ってもらえるか。理解してもらえるか。

 私自身の経験や思い出、価値観、考え方など織り込んで書いた小説です。


 「雪解け」を投稿しなかったのは、私自身納得できていなかったからです。

 ありがたいことに読んでくださる読者の皆様がいて、感想をくださる方がいて、ファンアートを作ってくださった方もいました。

 

 現在連載中の作品を読んでくださる方も、もしかすると「思い出」や「純愛」から来られたのかもしれません。

 そうやって読者の皆様と私をつなげてくれた。

 私の中で「思い出」とはそんな大切な小説です。

 

 正式に「思い出」が完結し、この小説も少しずつ風化していくでしょう。

 それでも、この小説が誰かの心の中に少しでも残ってくれたのなら、それが何よりも嬉しいことです。

 

 ありがとうございました。

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「思い出」 Youg @ito-yuji

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