王族であるということに様々な弊害があるようですね。
フィリーナは案外平気そうですが。お兄ちゃんさえいれば良いのでしょうけどまた結婚となると話がややこしくなりそうな予感。
セリアが「王になれるチャンス」と発言したのが意外な気がしました。
ラキウスが王になることを望んでないことを誰よりも分かっていそうだと思い。
この世界の価値観だと、王という地位はただならぬ魅力があるのでしょうか。
作者からの返信
王族には様々なしがらみがありますからね。
ちなみにフィリーナの結婚も後々(第7章)で描かれます。ブラコン妹の行く末をお楽しみに。
セリアの言ですが、従来の貴族の価値観だと、「テオドラと結婚して王になり、セリアを側室にする」ことを選ぶべきというのは普通の考えだったりします。あと、ラキウスを愛するが故に、自分(セリア)より自身(ラキウス)を優先して欲しいと思っているということですね
相手は既に方針を固めて準備万端、母親の身柄も押さえてラキウスに悩む間も与えぬ構え。
セリアにとっても青天の霹靂だろうけど、ここで相手側に同調する言動はしてほしくないかも。それなら地獄にでもついてくるカテリナの方が良さげだし。
後、母親も突然軟禁されて不本意だろうし、そっちも早急に何とかしてあげてほしいなあ…
作者からの返信
ありがとうございます。セリアの言動は従来の貴族の価値観を脱しきれないことと、ラキウスに自分より自身を優先して欲しい気持ちの表れと思っていただければ。ちなみに「地獄に」云々ですが、第6章でセリアからそれに類する発言があったりします。