第2話 第1話の反省/原液は垂れ流せないという話
第1話、予想以上に多くの人に見て頂きました。
ありがとうございます。
素晴らしいコメントを下さる方もいて感激しております。
さて、第1話投稿から数時間経って、改めて考えてみると「原液はそのまま流せない」なと思いました。
キャッチコピーに「そのまま吐き出す」と書いていたのに、そのまま吐き出していなかったな、と。すみません。
カフカの『変身』。
色んな解釈が出来たのに、敢えて無難な題材を選んで感想を書きました。
まあ、父子関係とか労働に対する考えとか、別に言及して良かったんじゃないかと今になって思いますが……。
ただ、「社会情勢に照らし合わせて考察する」はこの場では避けようと最初から決めていました。
ここには色んな立場の方、職業の方、価値観をお持ちの方がいます。そういった方々に配慮した表現を、と思い、無難な感想を載せました。
吐き出すと言っておきながら、そのままを吐き出してない。
配慮のフィルターを通して薄まったものを書くに留める。
ああ、物足りないですよね。
今更気付きました。
ただ、ここを見ている表現者の皆様なら、ご理解いただけるはず。
まぁ、『シンの物語』では、色んな登場人物を出して、架空のシチュエーションで色んな主義主張をぶつけ合わせてるので、結構過激なことまで言及できました。欲を言えば、もっと色んなシチュエーションで、色んな価値観をぶつけたかった。だけど、それをしたら話がとっちらかって、小説として纏まらなくなってしまいました。だから、断腸の思いで主張の半分くらいカットして、本当に言いたいことだけに絞りました。
私は自分の思想を公開し始めて、まだ1ヶ月ちょっと。
表現者としてはまだまだ未熟です。
これから自分のスタイルを探していきたいです。
***
補足ですが、私のスタイルとして、コメント欄には割と好きなことを書いてます。
ただ、自分でこのようなエッセイ(?)を出す時は、割と慎重になってしまいます。
私の自由帳/自己満足 青燈ユウマ @yuma42world
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