(アイディア)最終安眠装置
「不眠症がひどくて…。」
そういうと彼女が死にそうな顔で水を飲んだ。
やはり不眠症相手にコーヒーやお茶を出すわけにはいくまい。
「それで何日ほど眠れていないのですか?」
「もう分からないです…覚えていないというか、、今日が何日目なのかもよくわかりません。」
「睡眠薬などを病院でもらってみては?」
「睡眠薬は何度も飲みました、でも眠れなくて…」
「そういうこともあるんですね、、ただ私は探偵であり医者ではないため力になれないと思いますが…」
「お願いしたいことは、最終安眠装置について調べて頂きたいのです。」
「さ、さいしゅう安眠装置?」
「はい、この不眠が始めってから色々な病院を巡りましたがどうにもならず…、そんな時、ある大学病院で新しい治療器具があって試してみないか?と言われまして」
「それが最終安眠装置!?」
「そうです。麻酔みたいなものなのかな?と思ったのですが、どうもお医者様の話によると他人の夢にアクセスするために強制的に眠らせる装置として開発されたとか…」
「てっきり安楽死的なものかと思いましたが、それはそれで随分オカルティックですね。」
「そうなんです。少し気味悪くて、、そこでどんな装置か探偵さんに調べてもらいたいと思って。」
「ああ、だから訪ねていらしたんですか。」
https://youtu.be/4pq-peAn95g?si=RIYiOErQ0TpnHR-P
メタバースゴースト furukawa rikka @frikka
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