男子高校生という生き物は基本的にバカである。頭の善し悪しとか、人柄の善し悪しとかそういうことは関係なく、バカなことが大好きな生き物で、後先考えずにその場のノリでバカなことをやっちゃう生き物である。
一人ならまだ理性でコントロールもできるが、二人、三人となると二乗、三乗にバカっぷりに拍車がかかり、コントロール不能になる生き物である。
そんな愛すべきバカたちの繰り広げるドタバタコメディで笑い転げたいなら、是非ともこの作品は読むべきだ。
ほんとにこれはバカな男子高校生たちのノリそのままで、軽妙な会話のテンポ、悪ノリの連鎖反応、抜け駆けは絶対許さねぇという妙な連帯感、そして中身のないしょーもない話。
難しいことを考えずにただただ読んで笑えるので最近お疲れ気味ならストレス発散にも役立つかもしれない。読みながら何度「おいバカやめろ!」と心の中で叫んだことかw
冒頭だけちょろっと紹介すると、好きな女のタイプ(幼女)とか担任の先生(姉)の悪口とか到底公表できないようなヤバいネタを放送室でだべってたバカ二人がうっかりマイクがonになっていることに気づき、放送事故を有耶無耶にするためにアドリブでなんとかピンチを乗り切ろうと奔走し、結果的に伝説になってしまうという、これだけでもそれ絶対面白いやつー! と確信できる流れ。
面白そうと思ったならぜひ読んでみてほしい。
読んでいて楽しい、そんなお話です。 文章には洗練されたレベルがあり、それが物語を向上させていると思います。 どの章も楽しくて興味深いです。 読みながら大声で笑ってしまいました。 この作品がもっと注目されることを願っています。
This is the kind of story that is enjoyable to read. There is a level of polish in the writing that I think elevates the story. Every chapter is fun and interesting. I have laughed out loud while reading. I hope this work recieves more attention.