第24話 下野正樹 6
「だからさっきからなんなんだよ! 何がしたいんだお前は!」
古い喫茶店の店内で、思わず
それは
砂糖を入れた好物であるはずのコーヒーまで不味く感じ、思わず「ちっ」と、舌打ちまでしてしまう程にはイラついていた。とりあえずこの不味いコーヒーを飲み終わったら帰ろうと思うのだが、目の前の
これほどイラついている
だが、だからといって
それよりも今問題なのは、この目の前の男──
その上、結局は週刊誌や野次馬と一緒で「ストーカーだったんですよね?」「未練があるんですよね?」とまで言ってきた。だがどうやら
つまり
更に
それに対して
だが
正直
そんな急激な眠気に襲われて戸惑う
朦朧とする意識の中、気付けば
「ちゃんとリンちゃんの外側の隣に置いてあげますから。
と。
──下野正樹(了)
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