つまらない意地で大事なものをなくした、というオチにすとんと落とすには、最後に話の焦点がやや拡散してしまった印象がありました。読み手としては、ストレスの種がばらまかれすぎて、よくわからなくなってしまったという感じでしようかね。……いや、実録ものとしてはこういう話はよくあるとは思うんですが。
たとえばですけれども、例の女性との件をある程度きっちり決着をつけた上での家庭崩壊なら、「意地を張りすぎて他の大事なものを失った」というオチがもう少しはっきりしてくるかも知れません。一応、証言をひっくり返したということは、主人公が逆に訴訟を起こしてもいいぐらいの迷惑行為ですからね。ついでに刑事たちも訴えるとか(法的には可能です)。怒りに任せて周りが引くぐらいに女性を叩きのめし、警察から謝罪の言葉を引き出したものの、訴訟に入れ込んだあげく妻子には愛想を尽かされる、という流れなら、ラストのセリフも染みてくると思います。
完成作の改訂案を具体的に申し上げるのは失礼かとは思いましたが、モブからの一意見として読み流していただければ幸いです。
編集済
あり得るようで怖かったです。報復としては
マスコミに売って刑事のコイツが、こういう行為したと洗いざらい話しましょう。
あとはSNSて拡散。警察と言えどもどうにもなりますまい。あと、冤罪女も晒す!訴訟もするべきです。SNSで経過も報告する!
復讐して相手を地獄に送れることができるなら、自分は破滅しても構いませんね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
確かにこの案件は、そのくらいのことをしてもいいレベルですね。
せっかく無罪放免となったのに、こんなことになったなんて……。
最後のオチのとおり、つまらない意地をはるのはよくないですね。
戦略的転進をするべきだった、というか、ヤバいのには近づかないということですねぇ。
難しいですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
君子危うきに近寄らずですね。