真相
真相
「えっ、どうしたんですか?皆さん声を荒げて。」
「嵐くん、この話と、この反応を見てもわからないの?」
「えっ、どういう、あっ、もしかして、莉穂さんの話しの中に出てきた、着色アレルギーの二人って、この人たちのこと!?」
「それが、そうなの!?まさに偶然。まるで誰か、がわざと仕掛けた、必然みたい。」
「ですね。これこそ、すごい偶然。」
「ですよね。じゃないとこんなことにはならないはずですからね。」
「どういうこと?詩織も仲間に入れてよ。」
「そうだ、貴方、お礼を言わないと。」
「そうだった、そうだった。あのときは、ありがとうございました。」
「私からも、ありがとうございました。」
「そういえば、詩織ちゃんは、話してるときに、自分で言ってなのでわかりましたけど、お二人の名前は?」
「私は、緑地 檸檬です。」
「僕は、緑地 悠里です。」
「詩織は、緑地 詩織です。」
「あっ、こちらもご挨拶してなかったわ。私は、ここの店主の、雨衣 莉穂です。」
「僕は、見習いの、花崎 嵐です。」
「そうなんですね。あの、莉穂さんは、知ってると思いますけど、リストラされて仕事が今ないんですよ。それで、りんご飴屋を莉穂さんを見習って、営むことにしたんですけど、まだ、色々わからないことがあるので、教えてくれませんか?」
「ふふ、いいですよ。家族仲良くしてくださいね。末永くよろしくお願いします。そして、嵐君も、話してあるので、リストラのことは知ってます。」
「そうなんですね。こちらこそ末永くよろしくお願いします。」
りんご飴から始まる物語 TYATAMA @TYATAMA
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます