2-36 異世界児童救出作戦 1



 町の警鐘を聞き、人攫い一味は騒ぎ出す。


(ダン:クソッ、気づかれたか!)


(クーザー:落ち着け。出動には時間がかかる。ここからなら逃げきれる)


 賢者たちのウインドウに一味の会話が翻訳されて流れていく。

 それぞれの名前はホムラが行なった人物鑑定で判明しており、全員が覆面黒づくめという服装だが、賢者たちには判別がついていた。

 どうやらクーザーという男がリーダーのようで、先ほどから部下に指示を出していた。


 船に乗っている賢者は、サバイバー、覇王鈴木、雷光龍、ホムラ、平和バトの5人。

 対する敵の数は4人。

 そして、攫われた子供たちは、スノー一家の5人、エルフの姉妹、少年、ドワーフの少女の計9人。


 甲板に隠れたサバイバーたちはチャンスを窺った。


 相手の強さがわからない。

 だから、最初の一撃で確実に3人を気絶以上の状態にしなければならない。


 その際には殺してしまうかもしれないが、3人はそれを口にしなかった。最優先は子供たちの安全。殺人への忌避感を口にして覚悟を鈍らせたくなかった。


『サバイバー:この船は操舵室が見当たらなかった。それならどうやって動いているんだろう』


『覇王鈴木:舵がないなら、誰かが念じるだけで動かしているんじゃないか?』


『サバイバー:なるほど。魔法世界ならそういうこともあるかもしれないね』


『雷光龍:そうなると、船の位置がわかる外の3人の誰かが黒か』


 船は北東に向かった。

 賢者たちがこの1週間ほどで観測した限り、今までそちらに向かうのは漁船だけで、商船と思われる大型の船は一度も向かったことはなかった方角だ。


 ほどなくして、船の後方で南の町から出撃した船の明かりが見えた。数は2つ。警鐘が鳴ってから出動までかなり早い。


(ダン:あっちも高速船を使ってるぞ!)


 一味がその姿を確認して騒ぎ始めた。


(クーザー:商品じゃない10歳くらいのガキが2人いただろう。連れてこい)


 クーザーが命じると、ダンが船室へと入っていった。




 船室では、町の警鐘を聞いた見張りの男がチッと舌打ちをして、階段の上に目を向ける。


 一方、同じ音を聞いたスノーには、一縷の希望が宿っていた。

 だが、希望の言葉を口にすれば見張りの男になにをされるかわからない。

 だから、スノーは弟たちを撫でる手に『大丈夫』という想いを込めた。


「お姉ちゃ……」


 その時、ルミーとパインが不安そうな顔をしながら起き上がった。

 目覚めると知らない場所にいて、知らない子たちと一緒に姉たちが泣いている。

 その光景は起き抜けの幼いルミーとパインの恐怖心を煽った。


「ふぁ、ふぁああ……」


「ひぅ、ひぅうう……」


「る、ルミー! だ、大丈夫だからおいで! パインも!」


 慌てて2人を呼んで抱きしめたスノーの判断は正しく、見張りの男は浮かした腰を下ろした。


「良い子だ。これからの人生、泣くヤツは涙の分だけ殴られる。今のうちに慣れておくのが賢い生き方だ」


 男はそう言った。

 それがどういうことなのかスノーにはわからなかった。でも、碌でもないことだけはわかった。


 頑張ったのに——


 スノーは弟妹たちをギュッと抱きしめた。


 甲板から男が降りてきた。


「お前と、あとは……そっちは商品か」


 男は少年を立たせ、もう1人を探すようにエルフの姉を見る。

 その視線を受けて、エルフの少女は妹と抱きしめて震えた。

 だが、エルフの少女に用があるわけではなかったようで、その視線はスノーへと向けられた。


「お前か。来い」


 男はスノーの片腕を掴むと、引っぱって立たせた。


「や、やだぁ!」


「お姉ちゃん!」


 悲鳴を上げて嫌がるスノーを助けるように、ラッカとビャノが抱きついた。


「ガキがっ! 面倒をかけるんじゃねえ!」


 それを見た男が手を振り上げた。

 その瞬間、スノーは勇気を奮い立たせて声を上げた。


「わ、わかった! 行く! 行くからやめて!」


 スノーは双子を庇い、男に従った。


「ら、ら、ラッカ、ビャノ! ふ、2人をお願いね!」


 スノーは双子の腕を解きながら、あとのことを託した。

 ラッカとビャノは涙を流すばかりで頷くことはできなかった。


「双子のガキは商品だ。報酬が減るから丁重に扱え」


「わかってんよ。追手が来たからこっちは急いでんだ」


 あんなに頑張ったのに——


 見張りの男とのそんな会話を聞きながら、スノーは少年と共に甲板へと連れていかれた。


 三日月が雲に隠れ、湖は漆黒の闇を作っていた。

 すでに夏も目前だというのに船が切る風は背筋を凍らせるほどの冷たさに思えた。

 船室からはルミーとパインの泣き声が聞こえてくる。


 町からどんどん離れ、女神の森が船の左手に見え始めた。


 スノーと少年が震えていると、男——クーザーが少年の手を縛るロープを切った。

 それがどういう意図なのか、スノーも少年もわからずにキョトンとした。


 そんな2人にクーザーは言う。


「見ろ。あそこに追手が来ている」


 クーザーが指さす後方に船の光が2つ見えていた。暗い湖なので距離感が掴めないが、4、5kmくらい離れているか。


 それはスノーと少年には希望の光に見えた。

 だが、次の瞬間、希望の光を絶望が染め上げた。


「俺たちのために大きな声で泣けよ」


 クーザーが少年を湖に落としたのだ。


 少年が湖に落ちる音と助けを求める声が一瞬で遠のいていった。三日月は雲に隠れて湖は漆黒に染まり、少年の姿はあっという間に見えなくなった。


 その非道を見たスノーは、カクンと膝から崩れ落ちた。


 ——あんなに。

 今日まであんなに頑張ってきたのに……っ!


 親を失った子供たちが集まったスノーの家族。

 血のつながらない小さな4人を守るために、スノーは昨年の秋から寝る間も惜しんで頑張り続けた。

 過分な幸せは望まず、ただ当たり前に生きたいだけだったのに。


 その結果がこれなのか……っ!


 スノーは大粒の涙を流した。


「た、助けて……っ、助けてよ……女神様ぁ……っ!」


 もう奇跡にすがるしかなかった。

 その言葉と共に、あの日浜辺で拾った幸運が動き出した。




『覇王鈴木:サバイバー!』


『サバイバー:覇王鈴木はクーザーにサンダーボール! その後は2人で乱れ撃て!』


『雷光龍:了解!』


 少年を湖に落とす外道を見ては、これ以上チャンスなど窺っていられない。

 サバイバーは、泣き崩れるスノーを助けるためにクーザーに向かって走り出した。


『覇王鈴木:サンダーボール!』


 サバイバーの頭の上をサンダーボールが飛ぶ。


 死角からの完全な不意打ち。

 しかし、クーザーは覆面から見える瞳の色を驚愕に染めながらも、サンダーボールの発射地点を見ずに緊急回避した。


 だが、サバイバーは回避されることを予測していた。

 クーザーは一味の他のメンバーとは身のこなしが違った。だから、サンダーボールと自分の突撃の二段構えを取ったのだ。


 サバイバーはウォーターボールを放つ。

 狙うは仰け反る体を支える軸足。距離はわずか2m。


(クーザー:くっ!?)


 が、バランスを崩すように振り下ろされた腕が風の刃を生み出し、ウォーターボールを両断した。


『サバイバー:まだだ!』


 サバイバーは床を蹴り、弾丸のように跳ねる。

 その手には水魔法で作られた小太刀。


 回避でバランスを崩したクーザーの首に水の小太刀が吸い込まれる。

 もらった! そうサバイバーが確信するも、クーザーは首を逸らして回避する。


 その攻撃が回避されたと見るや、サバイバーは即座に半身を切り、仰け反った姿勢のクーザーに向けてウォーターボールを放つ。


 それを眼球だけ動かして見るクーザーの目が見開かれるが、着弾する寸前に黒装束を纏った腕を滑り込ませてガードした。

 ウォーターボールは2、3発でゴブリンを死に追いやる破壊力がある。しかし、着弾したクーザーの腕は大したダメージを受けていなかった。


 それどころか、ガードしたその腕を凄まじい速さで振り降ろしてきた。

 その行動を見たサバイバーの体が、船に引き寄せられるように一気に落下した。その手には船縁の柵に巻きついた水の鞭が握られていた。

 その行動は正しく、サバイバーが今までいた位置に風の刃が通り過ぎていった。


 一方、周りでは覇王鈴木と雷光龍が、敵2人にサンダーボールをヒットさせた。この2人はクーザーほどの能力はないようで、不意打ちに対応できなかったのだ。

 しかし、ダメージを入ったが気絶までには至っていない。クーザーの件もそうだが、装備か肉体の強さか、魔法の効きが悪かった。


(クーザー:人形だと!?)


 この男は何から急襲されたのかわからずに連撃に対処したようだった。船の柵に降りたサバイバーの姿を見て、瞳を三度驚愕に染めている。


 クーザーに初撃こそ対処されたがノーダメージではない。

 その首は首当てが切り裂かれて血が滲み、ウォーターボールを防いだ腕は黒装束がボロボロに破け、内部に仕込まれた手甲が見えていた。


(クーザー:ラボル! ラボール! 人形使いを探せ!)


 その翻訳をサッと読んだサバイバーは歯噛みした。


 異世界は不明なことだらけだ。

 だからみんなで情報を必死に集めてきたが、肝心な情報を得られないままこの日を迎えてしまった。


 プロの強さと人形使いという初めて聞いた能力。

 特にプロの強さをこのタイミングで知ったのは痛手だった。

 ゴブリンとは雲泥の差。凄まじい強さだった。


 だが、この戦いに一時撤退はない。


 水の小太刀を手に、サバイバーは船縁の柵の上を走る。

 そんなサバイバーに向けて、クーザーが両手を交互に振った。


 サバイバーは柵からわざと足を踏み外し、緊急回避する。

 サバイバーが走っていた柵を、2つの風の刃が両断した。


(クーザー:これほどの人形使いがガキ共の中に!?)


『サバイバー:厄介な魔法を……!』


 お互いがお互いの存在に驚愕する中、その隙をついて覇王鈴木がサンダーボールをクーザーに放った。


(クーザー:ちぃ!)


 しかし、魔法が発動した瞬間にクーザーは魔力を察知し、サンダーボールは湖の彼方に飛んでいってしまった。


 魔力を感知する人間がいることはこの数日間で発見されていた。ほとんどが冒険者や兵士だ。しかし、その実験で観測した誰よりも早く、クーザーは魔力を感知していた。


 クーザーは回避と同時に腕を振るい、反撃の風の刃を覇王鈴木に放った。


 覇王鈴木は闇に紛れて不可視と化した風の刃をがむしゃらに回避した。それはサバイバーのような鮮やかなものではない勘に任せた横っ飛び。着地もゴロゴロと転がる無様なものだが、覇王鈴木はプロの一撃を回避してみせた。


『覇王鈴木:ア、アニメの弱い系主人公みたいな人生になっちゃったな……っ!』


 死への恐怖でガクつく手足の震えを冗談で吹き飛ばし、覇王鈴木は2本の足で立ち上がる。


 覇王鈴木に反撃が放たれた隙を突き、サバイバーがクーザーに肉薄する。

 クーザーは覆面の下に隠れた顔を歪め、小さな人形からの攻撃を紙一重で回避した。


(ガモン:ぎぃあああああ!)


 一方、雷光龍の魔法の乱打で、一味のうちの1人が昏倒した。

 ゴブリンを2発で絶命させるサンダーボールを6発も浴びせたので、もしかしたら死んでいるかもしれない。

 しかし、雷光龍は迷わない。今はそんな時ではない。自分よりも遥かに強いサバイバーが苦戦している相手がそこにいるのだ。日和っている場合ではない。


 もう1人の男ダンは遮蔽物に隠れ、未だ健在。

 クーザーはサバイバーと覇王鈴木に任せ、雷光龍はダンを相手取る。


 そのダンが、遮蔽物の奥から叫ぶ。


(ダン:操舵が乱れているぞ!)


 それを聞いたクーザーは、サバイバーと戦いながら盛大な舌打ちをした。


 船の操舵を行なっているのはクーザー。

 しかし、サバイバーと覇王鈴木は、風の刃を操るクーザーの動作に集中するあまり、ウインドウを見る余裕などなかった。




『水神王:見えた!』


『ブレイド:あんなでかいのに乗り移れるのか!?』


 南の町北東にある浜辺から出撃したカヌー部隊が、黒い船を視認する。

 メンバーの属性は、水の水神王、風のブレイド、木のカーマイン、光のロリエール。


 黒い船の大きさは自分たちが乗るカヌーの何十、何百倍も大きなもの。甲板だって人形の体では容易に上がれない高さだ。


『ロリエール:やるんですぞ! あの中にはか弱き少女たちが捕らえられているのですから!』


 だが、やらなくてはならない。

 乗り込めたらラッキー程度だとライデンは言ったが、そんなわけはない。やらなくてはならないのだ。


『カーマイン:しかし、このままでは船が通るルートまで間に合うかわかりませんよ!』


 現在のカヌーは、風属性が使う『微風』を動力にしていた。

 賢者たちは自分が放った魔法の反動で背後に吹っ飛ばされることはない。つまり魔法は反作用がない、あるいは物凄く小さいことがわかる。

 カヌーは、この法則を利用してカヌーにつけられた木の板に風を当てることで前に進むのだ。さらに、カヌーらしくパドルの操作でも推進力を得ている。


 現在地は浜辺から50m程度。

 黒い船が通ると思われるルートまで20mほど足りない。このカヌーの航行速度はのんびり仕様なので間に合わない。


 風属性のブレイドが必死に微風を放ち、他のメンバーがパドルを漕ぎまくる。

 しかし、無情にも船は通り過ぎた。


『ロリエール:うぉおおおおおおおおお!』


 4人を代表して、ロリエールが憤怒の叫びをコメントした。

 その時、通り過ぎた船から何かが落下する音が湖に響いた。


【841、ライデン:少年が落とされたでござる! カヌー班は直ちに救助に向かうでござる!】


(少年:た、助けて! 助けてぇ!)


 スレッドからの指示と重なるように翻訳された叫び。

 翻訳されずともわかるその悲痛な叫びに、4人は息を呑んだ。

 暗視が利く賢者たちの目から見ても暗いこの湖に落ちる……いや、落とされる恐怖はどれほどのものか。


『水神王:急行するぞ!』


 4人はカヌーの向きを変え、水しぶきが上がるその場所へと向かった。


『水神王:ヤバい! 沈んだ!』


 あと3mというところで、少年が水の中に吸い込まれていった。


『ロリエール:カーマイン殿!』


 ロリエールが持ってきたツルの端をカーマインに渡した。

 それを受け取ったカーマインだが、ロリエールの次なる行動にギョッとした。


『ロリエール:頼みましたぞ!』


 ツルの反対側を持ったロリエールが、それだけ言うと暗い湖の中へ身を投じたのだ。


『カーマイン:ロリエールさん!?』


『水神王:無茶しやがって!』


 慌てて湖の中を覗き込むと、光属性のロリエールが灯したライトが光っていた。


 暗い湖の中を沈んでいくロリエールは、怒りで涙が出るほどだった。

 子供を守るべき大人がどうしてこれほどの非道を行なえるのか。

 それはこの世界だけへの怒りではない。地球でも感じていた怒りだった。そして、暗いニュースが重なり積もり、ロリエールが大人になった頃には、子供へ挨拶するだけで事案になるような世界になってしまっていた。公園で遊んだり、お菓子を上げるなんて以ての外だ。


 ロリエールは水を飲んで気を失う少年を見つけた。

 その体にツルを引っかけ、自分でツルを掴んで固定する。


『ロリエール:引き上げてくだされ!』


 言葉を話せない賢者だが、時には便利な時もある。それがこの時であり、普通なら難しい水の中からの連絡を容易に行なった。


 すぐに、カーマインの『植物操作』が少年の体を引き上げ始める。


 しかし、その体が浮上を止めた。

 いや、何かが少年の足を掴んでいるのだ。


 そこにいたのは、人のガイコツだった。

 水の中だというのに眼窩に紫色の炎を灯している。


 アンデッド。

 賢者たちはその存在をゴブリンの死体の後片付けの際に魔法の説明で知ったが、まさか陸の上ではなく湖の中で出くわすとは。


 ガイコツはまるで少年を道連れにするように、湖の底へ引きずり込もうとした。


 死してなおも子供を傷つけるか!

 ロリエールはそんな気持ちを抑え込み、死者の悲しみと向かい合う。


『ロリエール:寂しいのはわかります。しかし、死んだ後まで罪を重ねてはいけません。逝くべき場所へ逝きなさい。セイントファイア』


 湖の中に浄化の炎が燃え上がる。

 アンデッドに特効性能を持つ聖なる炎がガイコツを焼き、湖の砂へと変えていく。体を失いながらも、最後まで残った頭蓋骨がどこか安堵したように眼窩の炎を消した。


 水の中から引き揚げられたロリエール。

 ブレイドと入れ替えられた回復属性のホマズンが、すぐに少年に回復魔法をかけた。


『水神王:お前、マジモンの聖者だったか!』


『ロリエール:人として当然のことをしたまでですぞ』


『カーマイン:いや、君は誇っていいですよ。心から尊敬します』


『ロリエール:そう言われると照れますね。それよりも照明弾を作りましょう』


 黒い船を追う町の船はすぐそこまで来ている。

 月明りも弱く暗い湖のこと、このままでは少年に気づかずに通り過ぎるだろう。


 ロリエールは魔法で光を作った。

 そして、4人の賢者たちは湖に入り、船縁を掴んだ。


(警備兵:子供がいるぞ!)


(警備隊長:2号艇が救助しろ! 我々は船を追う! 救助が終わり次第追ってこい!)


 少年の襟が掴まれたことを見届け、賢者たちはホッとして船縁から指を外して湖の中へと身を沈めた。


 まだまだ謎が多い異世界人の生活。

 自分たちの優位さは、まだ存在が気づかれていないことだけだ。

 この優位さを残すために、賢者たちは少年を救助した痕跡を極力残さない。


 ニーテストによりすぐに賢者たちは帰還させられる。

 子供の命を救った石の人形たちは、役目を終えて湖の底へと沈んでいった。


 あとには、少年が掴まっていた小さなカヌーだけが残った。

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