2-35 ミニャちゃん軍出撃!


 ミニャが村造りの予定地を決めたことで、賢者たちは翌日には行動を開始した。


 森塩草から東の森は湖までの間に4kmほど広がっている。

 この東の森から北東方面には湖にダイレクトに流れ込む川があるので、これを利用することも考えつつ拠点の場所を決めた。


 ミニャはみんなと一緒にお家を作りたいようなので、家作りはミニャが現地入りしてからの予定とし、それまでに開墾や下草の伐採、そして、何よりも食料の確保ができる土台を作ることにした。


 東の森開墾にはフィギュアも多数投入された。材質はほとんどが石製だが、一部には希少石を使ったフィギュアや人形もいる。それだけ本気の開墾なのである。


 もちろん、現地でも人形やフィギュアの製造はすぐに開始され、この5日後から招待されてやってくる賢者たちに備えた。


『チャム蔵:よし。ここだな』


 土木作業の班長に抜擢されたチャム蔵は、湖が望める崖の縁に立って言った。


『絶狼:さっそく測量しようぜ』


 お魚大好きなミニャのためにも湖に出る手段は必須。

 そのためにも、賢者たちはこの崖を整備して小さな港を作る予定だった。


 スタート地点を決め、硬い石で構成された崖を『石材変形』でどんどん階段にしていく。

 土属性の賢者は場合によっては重機よりも便利な仕事をするが、崖に階段を作る作業もでも大活躍だ。

 石材変形は生産属性も使えるので作業員の人数は十分。24時間ぶん回す体制で階段が作られていった。


『土木作業賢者:ミニャちゃんのためなら、えんやこらどっこい!』


『土木作業賢者:お魚捕るため、えんやこらどっこい!』


 日本の民謡は農家や漁師などの作業歌を起源とする場合があるように、賢者たちもネコミミ節を謳って仕事した。


 ニートの多い集団が辛い土木作業を嬉々としてやっているのは、魔法のおかげだった。

 スコップを初めて手にした子供が土いじりを最高に楽しむように、魔法で土や石を加工できるようになった賢者たちは、魔法の力でどんどん建築物が出来上がっていく土木作業が滅茶苦茶楽しかった。

 あと、気の良い仲間たちのおかげもあるが、賢者は恥ずかしがり屋ばかりなので口が裂けても言わない。


 女神様ショップの解放まで残り5日、4日、3日と迫っていく。


 南部地域の偵察任務に、東の森に造る拠点の準備、もちろんミニャのお世話や護衛と。


 まさに猫の手も借りたいような大忙しのクエスト状況にあっては、女神様ショップを利用するために必要なお仕事ポイント『10000点』を達成できていない賢者は、もう誰もいなかった。


 カレンダーに〇をつけ、これから始まる現代と異世界を股にかけたリア充生活を夢見て、賢者たちはみんながワクテカしていた。


 そして、女神様ショップの解放が25時間後に迫ったその日。

 スノー一家拉致事件が勃発した。




 石製人形に宿っているホムラは、その日もイヌミミ幼女パインのぽかぽかソファに寝転がりながらスレッドを見ていた。

 スノーが深夜に漁へ出発したというのに大変良いご身分だが、この数分後に大事件が始まることになるとは夢にも思っていなかった。


 時は女神様ショップがオープンする2日前の、4月15日23時。


 賢者たちはその日も定例会議を行なっていた。

 その議題は、拠点建造準備の進捗報告や南部の偵察報告。

 そして、最近連日で続けられる女神様ショップの運営についての議論。ショップのオープンが直近に迫り、その議論も最終確認の段にまで入っていた。


 女神様ショップの決めごとはホムラにも納得いく部分が多くあり、逆に不満点も多少はあった。300人いればそんなものだろう。

 しかし、少なくとも無収入のニートから脱出できる希望の光が宿っており、ホムラだけでなく他の賢者たちも全体的に納得のいく方針であった。

 なによりも楽しそうだと思えた。生きているのか死んでいるのかわからなくなる人生を送ってきた賢者たちにとって、楽しそうというのは非常に重要なのである。


 ホムラがちょっと賑やかしのコメントを入れようかなと入力フォームを開いた時、唐突にそれは起こった。立て付けの悪い戸が、ほとんど音を立てずに開いたのだ。


 スノーが帰ってきたのかと思ってそちらへ顔を向けると、音もなく室内に入ってくる3人の男たちの姿が目に飛び込んできた。

 ホムラは存在しない目を真ん丸に見開く気分で固まるが、すぐに開いたままの入力フォームに緊急事態を書き込んだ。賑やかしのコメントを送るつもりだったので、名無しの表記のままで。


【615、名無し:緊急事態! スノーちゃんの家に泥棒が入ってきた!】


【616、名無し:ホムラだ! みんな、ホムラの生放送を見ろ!】


 定例会議に乱入する形でもたらされたその凶報の直後、ニーテストからの全体アナウンスが賢者たちのウインドウに流れる。


■■■■■■■■

『全体アナウンス:ニーテスト』

『件名:緊急事態発生』

 スノーの家に不審者が侵入。起きている賢者は全員、賢者ナンバー19番のホムラの生放送を視聴せよ。クエスト中の一部の賢者は緊急帰還を命じる。それ以外は各任務を継続しろ。

■■■■■■■■


 アナウンスがウインドウに表示されるのを横目に見つつ、ホムラは問う。


【631、ホムラ:あたしどうしたらいい!?】


【632、ニーテスト:動くな、じっとしてろ! 相手の目的がわからない! 下手に刺激すると子供たちが死ぬことになる!】


【633、ホムラ:でも、これ泥棒じゃないよ! この家、何にもないもん!】


【634、ニーテスト:おそらく人攫いだ。だが、スノーがいない時に狙ったのはおかしい。スノーがすでに攫われているなら手がかりがなくなる。少し堪えろ!】


 賢者たちは人形の目を通してでしか生放送を見られない。

 深夜に漁へ出たスノーには人形がついていないのだ。だから、賢者たちにはスノーがどうなっているのかわからなかった。


 ホムラが必死に震えを抑え込んでいると、3人の男は子供たちに猿轡を嵌めた。

 それにより、ラッカとビャノがハッと目を覚ます。


(覆面の男:騒げばお前らの姉の命はない。泣くな、騒ぐな、逃げるな。わかったな?)


 男の言葉の翻訳が賢者たちのパソコンに流れてきた。

 翻訳を通してでしか理解できない言語だが、その声色は暗く、賢者たちをゾッとさせた。


 ラッカとビャノも目に涙をいっぱい溜めて、コクコクと頷いた。


 男たちは子供たちを小脇に抱えて来た時と同じように音もなく家を出る。悪人なのにしっかりと戸を閉めるのは、犯行の発覚を遅らせるためか。


 ルミーとパインはお気に入りのお人形をしっかりと抱えながら、ぐっすりと眠ったままだった。

 そんなパインに抱っこされたホムラは、とにかく子供たちがどこに連れ去られるのか知らせるために、周りの景色を生放送に送り続ける。どうやら男たちが向かっているのは南にある港ではなく北東方面。


【642、ニーテスト:緊急事態を宣言する! 余計な発言は控えてくれ!】


【643、ニーテスト:緊急事態を宣言する! 余計な発言は控えてくれ!】


【644、ニーテスト:緊急事態を宣言する! 余計な発言は控えてくれ!】


 荒れるスレッドにコピーされた文言が何度も投下された。

 賢者たちは、これはガチでヤバイと発言を控えてくれた。その代わりに雑談スレッドで怒りのコメントが乱舞した。


【645、ニーテスト:ライデン、起きているか?】


【646、ライデン:起きているでござる】


【647、ニーテスト:ではお前に指揮を任せる。できるか?】


【648、ライデン:必ずや期待に応えるでござる】


【649、ニーテスト:では指揮をライデンに任せる。俺は召喚に専念する。あと、近衛隊はミニャを起こせ。有事の際にボスは起きているものだ】


【650、ネコ太:わかった、すぐに起こす!】


 ニーテストはきっぱりと指揮権をライデンに譲った。

 プライドが高いリーダーではなかなかできないことだろう。


【651、ライデン:まずは、ホムラ殿に指示。可能な限り犯人の人物鑑定をするでござる。分析はこちらでするゆえ、鑑定だけすればいいでござる】


【652、ホムラ:わ、わかった!】


【653、ライデン:次にホマズン殿か平和バト殿は起きているでござるか? 起きているのなら木製人形に宿ってほしいでござる】


【654、平和バト:起きてます! ホマズンさんはクエストをやっているはずです!】


【655、ライデン:では平和バト殿が行くでござる。万が一の時はバレても良いから子供たちを回復するでござるよ。ニーテスト殿は至急ホマズン殿を帰還させるでござる】


【656、平和バト:わかりました! あっ、召喚要請が来ました!】


 ライデンを主導にして流れるスレッドを追いながら、ニーテストは指名された人材を人形に召喚する作業に集中した。


 ルミーが抱えている木製人形に平和バトが宿る。

 拉致されたルミーは現在移動中で、揺れる視界にギョッとしながらも平和バトはルミーの服にしがみついてジッとした。


【657、ライデン:城壁上の見張り穴から報告を。敵の姿は見えるでござるか?】


【658、ゼル:城壁上から報告。ここからでは敵は見えない】


【659、ライデン:では、サバイバー殿、覇王鈴木殿、雷光龍殿は城壁上の見張り穴から出撃でござる。敵はスノー殿が使っている城壁の穴から人攫いをしているはずでござる】


【660、覇王鈴木:出撃は了解した。だけど、港の倉庫とかに一度詰め込まれているとかはないか?】


【661、ライデン:北東に移動しているゆえにそれはないでござるね。襲撃者は双子に姉の命はないと脅していたでござる。つまり、町の中にいる人攫いは町の人間でござる。大方、あの穴で外部犯に人を流しているのでござろう】


【662、覇王鈴木:余計な質問をした。すまん】


【663、ライデン:次に、ギルド監視穴から人を派遣。湖方面まで移動してギルドの建物に向けて魔法を射出。風属性が望ましいでござる】


【664、ニーテスト:了解した。では風属性を指名して2人送り出す】


【665、ライデン:そのメンバーに光属性と土属性も入れるでござる。開始の指示は拙者が行なうでござる】


【666、ニーテスト:わかった】


■■■■■■■■■■■■■■■

開始時刻 即時

仕事:スノー一家の救出

人形:石製人形を使用

募集人数:3人

条件:サバイバー、覇王鈴木、雷光龍を指名

達成条件:スノー一家を救出せよ!


説明:

・可能な限り殺すな。だが、手加減ができない場合は殲滅しろ。

■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■■■■■

開始時刻 即時

仕事:スノー一家の救出

人形:石製人形を使用

募集人数:4人

条件:ワンワン、クインシー、チャム蔵、白銀を指名

達成条件:指定された任務を遂行せよ!


説明:

・作戦開始の合図はライデンが出す。それまでに指定された場所へ急行せよ。

■■■■■■■■■■■■■■■


 スノー救出関連のクエストがどんどん発行されていく。


 町の城壁東にある見張り穴の中で、ストックされていた石製人形たちが跳ねるように起き上がった。

 交代用を含めて、この場には4体しかいない。


『サバイバー:覇王鈴木と雷光龍だね!?』


『雷光龍:ああ!』


『覇王鈴木:俺だ!』


『サバイバー:ただちに出発する!』


『ゼル:クソッ、俺も行きたいがもう活動時間がない!』


 見張り穴で本日の監視任務についていた賢者が言う。


『サバイバー:いや、このまま町の情報を集めてくれ。この状況での町の対応を知るのも重要任務だよ』


『ゼル:ああ、そうだな。せめて、移動しやすいように穴掘りだけするぞ』


『サバイバー:助かる』


 城壁上の見張り穴は、城壁内側の天辺から1mほど下の壁にある。

 土属性のゼルは『穴掘り』の魔法で見張り穴を城壁の外側までぶち抜き、サバイバーたちはそこから顔を出した。

 すると、眼下の湖にすぐにそれは発見できた。


【680、サバイバー:報告。相手は崖に黒い船を接岸させている。おそらくスノーちゃんはもう船の中だろう。これから城壁を降りる。下の草むらに降りたら状況がわからなくなるから、動きがあったら教えてほしい】


 船の大きさは13m前後。日本の漁船に近い形だ。

 帆はなく、何らかの魔法動力で動くタイプだと思われる。これは南の町でも少数だが使われているタイプの船で、一般的な漁師では手が届かない高価な船だと賢者たちは考察していた。


【681、名無し:見張りの兵士は何やってんだ!?】


【682、名無し:たぶんグルか、見張り台から死角になっているんだろう】


【683、ライデン:水神王は東部の浜辺からカヌーを出撃させるでござる。おそらく向かうのは東。航行ルートに引っかかれば僥倖でござるが、空振っても仕方ないでござる】


【684、水神王:すぐに出発する!】


【685、ライデン:ニーテスト殿、この部隊には水神王の他に光、風、木を1人ずつ編成するでござる】


【686、ニーテスト:了解した】


【687、ライデン:木属性が操れるようにカヌーにツルを持っていくでござる。それで船に乗り込むチャンスが増えるでござるよ】


 ライデンの指示に、続々と賢者たちが召喚されていく。

 そんな折に、スレッドにミニャから珍しくレスがあった。


【690、ミニャ:みんな、スノーちゃんたちを助けてあげてください!】


 パソコンの前にいる賢者たちは、ネコ太の生放送に映るミニャが眉毛を怒らせている姿を目撃した。

 そのお願いに、賢者たちは今こそ与えられた力を使う時だと奮起した。




【720、ライデン:サバイバー殿、船が出航する気配でござる!】


 ゼルの目を通して状況を見るライデンから報告が入る。


 ルミーたちの後に連れてこられた少女で最後だったのか、城壁の外にいた人攫いたちが甲板に移動していく。

 雑草が生い茂る城壁脇の小道を走るサバイバーたちにはその様子を見ることができなかったが、ライデンの指示で時間がないことを悟った。


 その時、雑草の切れ間から崖の下にある黒い船が姿を現した。

 距離は前方右手に30m。


『雷光龍:サバイバー、どうすんだ!?』


『サバイバー:跳んで乗り移れ!』


『覇王鈴木:ひゅー、無茶苦茶だぜ!』


 接近した3人は崖から飛び降り、船の甲板へと乗り移った。

 着地の音はゴブリンを虐殺できる存在が乗り移ったとは思えない軽いもの。それはまるで握りこぶしほどの石でも落ちてきたような。

 着地と同時に転がる覇王鈴木をサバイバーが押さえ、すぐ近くに落ちているロープの陰に隠れた。


『サバイバー:ケガは!?』


『覇王鈴木:結構な高さから跳んだのに存外大丈夫だ』


『雷光龍:丈夫な人形を作った生産の連中に感謝だな』


 そんな確認をしていると、音を聞いて男がやって来た。

 男は甲板の上をサッと見て、その視線はすぐに崖や城壁の上に注視された。まさか人形が乗り移ってきたとは夢にも思わなかったのだろう。むしろ、正しい視線の動きと言える。


 サバイバーたちが乗ったとほぼ同時に、船は出航した。


【730、サバイバー:ライデン、船に穴を空けるのは!?】


【731、ライデン:ダメでござる。拉致された全員が手を縛られているでござるよ】


【732、サバイバー:じゃあ、犯人をぶっ飛ばす方向か】


【733、ライデン:相手はプロでこっちは石製人形、そして船室には人質でござる。注意するでござるよ】


【734、サバイバー:了解】


 南部でフィギュアを作っていなかったことが悔やまれるが、今さら言っても仕方ない。一段下がるスペックの石製人形で、実力不明の相手を撃退しなければならない。

 サバイバーたちは、静かにチャンスを待った。




 サバイバーたちが出撃するのとほぼ同時に、裏門すぐにある冒険者用の建物を監視するための穴からも、4人の賢者たちが出撃した。


『クインシー:なんだって異世界は幼女に厳しいんだよ!』


『白銀:健気な少女の人生を踏みにじるとは許せん外道だ!』


『チャム蔵:とにかく全力で走れ!』


『ワンワン:急げ急げ!』


 4人の賢者たちはギルドの柵を回り込み、湖の方角へと急ぐ。


『ワンワン:マズイ! もう出航したって!』


【751、ライデン:ギルド襲撃組はその場で良いでござる! 作戦開始!】


 ライデンの号令で、4人の任務が開始された。


『ワンワン:良い人で通ってた俺が破壊活動をすることになるとはな!』


『クインシー:誘拐されそうになった時は火事だー、って叫ぶもんだ! だからこれは合法!』


 声を発せられない賢者たち、そして状況は緊急事態。

 それならもう建物にウインドボールをぶち込むしかないじゃない!


 バンバンバンバン! バキバキバキ!

 取引所と思しき建物の屋根の一部が吹き飛び、解体小屋と判明した建物にいくつもの穴があいた。


 深夜の襲撃を受けて、寝ていた犬が飛び起きると同時に狂ったように吠え始めた。

 それにわずかに遅れてギルドの扉が内側から蹴破られ、スキンヘッドで上半身裸の屈強な男が1人飛び出してきた。その手にはハンドアックスが握られてブチギレ模様。


『ワンワン:白銀!』


『白銀:任せろ! ライトボール! ライトボール! ライトボール!』


 白銀の手から光弾が湖の方角に放たれ、漆黒の湖に浮かぶ物をさらけ出す。


『チャム蔵:よっしゃ逃げるぞ!』


『クインシー:何あのオッサン、めっちゃ怖いんだが!? 味方だよな!?』


『白銀:君らはギルドを壊したんだから敵だろう』


『ワンワン:違うんです! ライデン君がやれって!』


 土属性のチャム蔵が掘った穴に3人は飛び込む。

 入り口をわざと崩しつつ、穴の中でチャム蔵が『穴掘り』を連打してどんどん土の中に潜り込み、人形が犯人という痕跡を消した。


 4人が出撃した監視穴の中では、ギルドのその後の騒動が観測された。


『クライブ:作戦成功! ギルドのオッサンが人攫いの船に気づいたぞ!』


 クライブはギルドのオッサンのみを言及したが、別の場所の人間も黒い船を発見していた。城壁上の警備兵だ。


 カンカンカンッと非常事態を知らせる鐘が鳴り響く。


 賢者たちに引っ張り出され、南の町が動き出す。

 ミニャちゃん軍と南の町の連合軍VS人攫い一味の戦いが始まった。南の町はミニャちゃん軍のことを知らないが。

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