タイトルを見ればわかると思いますが、本作のネーミングセンスは抜群です♪
腹が減るし、バルサミコ酢だし、プルコギだし――なんか美味しそう(笑)くらいの軽い気もちで、本作を読みはじめました。
ついでに言うと、わたしは世界史が苦手なのですが、キャラの会話も地の文もユーモアにあふれていて、歴史がわからなくても、楽しくサクサク読めました♪
登場人物や地名などは、マジヤメタイやらトキドキ半島などおもしろネーミングばかり!
そんななか、シンドイが実在だという事実に驚きです(笑)
歴史好きさんはより楽しく、歴史が苦手な方(わたし)でも読みやすくてクスッと笑える良作だと思います(*´ω`*)
ハラヘリウスの人柄も面白い。少女を助ける男気を見せるけど、ボケもツッコミもできるユーモアのセンスもある!
読んでいて飽きのこないキャラです☆
笑って読んでるだけで、教養も身につくかも???
言葉選び、ネーミングの妙!
特に魔法……地の文を読む前に、イメージが一瞬で固まっちゃいます(いいのか?)。
気がつけば、物語そっちのけでネタ探しに奔走してしまっています……
私にもっと知識があれば、より深く堪能できるのになぁ、と悔しくもあり――おっと、解説ページがあるではないか!
いやいや! もちろん、物語もちゃんと追ってますよ?
バルサミコスとプルコギウス、ナニガアッタンダロウナー……と。
絆を深めていく三人(?)の掛け合い、ボケとツッコミにノリツッコミのリズム感には、抱腹絶倒まちがいなし!
そして、迫力満点のバトル描写、時折挟まれる美しい情景描写――
軽快にすすむ旅路から、目が離せません!