『メリーさんの羊』の替え歌「べっぴんさん」

『メリーさんの羊(Mary Had a Little Lamb)』より

(該当曲の著作権消失を確認済み)


(横書きの方が綺麗に表示されます)


1. べっぴんさんが笑った

  笑った 笑った

  べっぴんさんが笑った

  あかよろし


2. べっぴんさんが怒った

  怒った 怒った

  べっぴんさんが怒った

  玉にきず


3. べっぴんさんがつっけんどん

  つっけんどん つっけんどん

  べっぴんさんがつっけんどん

  焼餠屋


4. べっぴんさんが泣いた

  泣いた 泣いた

  べっぴんさんが泣いた

  雨四光あめしこう


5. べっぴんさんが笑った

  笑った 笑った

  べっぴんさんが笑った

  桜咲く


――――おはり――――


 以下筆者の解説


 公募に出す作品の中で「別嬪べっぴん」という語を使用したのですが(作品のほんの一部)、その後も頭から離れませんでした。

 それでもって一番最初のフレーズ、


「べっぴんさんが笑った」


 を作った(浮かんだ)ときに『メリーさんの羊』の曲の中に収まりがいいことを発見し、今回に至りました。別に面食いとかそういうベクトルの話ではないのです。


 今回のこだわりは、花札の役とかを使ったことですかね。そうでない語も入っておりますが。

 花札は面と向かって人とやったことはないのでやってみたいです(オンラインやCPUを含めて経験なしです……)


 ちなみに、1番の「あかよろし」とは、花札の「赤札」とよばれる札に書かれている語になります。実に素晴らしい、という意味になるそうです。



ちなみに、メリーさんの場合、発音のかんじは

(メー)(リ)(さん)のひつじ

見たいなリズム感ですが、この替え歌は

(べっ)(ぴん)(さん)が・・・

という感じのリズムですかね。三連符でしたっけ……


タンタンタン(ウン)タンタンタン


みたいな。(タンバリンやカスタネットの例えになってしまいましたがお許しを……)


 今回は以上です。

 ありがとうございました。


──2024/09/04 20:19 加筆修正──

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

著作権切れのものを翻訳、或いはその替え歌など 上月祈 かみづきいのり @Arikimi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画