自身が心血を注いでいたことができなくなってしまう……。
そこには他者にわからない苦しみと葛藤があって、それを否定することはできません。
幼なじみであり、メンバーであった、お互いの相容れない心情が哀しいです。
作者からの返信
陽野様、コメントありがとうございます。
先日、24時間テレビで右手の指が不自由な人が右手は親指一本でギターを弾いている映像を観ました。パラリンピックでも、障害を抱えた人がその努力によって困難を克服するケースはありますが、やはり出来る事と出来ない事があります。天才ギタリストの前島にとってこの状況は、とても耐えられるものでは無かったのかもしれません。 この作品、上がるところと下がるところの落差が大きいですが、ここから段々と上がっていきますので、もう少しお付き合い下さい。
編集済
コメント失礼いたします。
作品途中でのコメントが不慣れなため、お見苦しい部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。
直近で、仲の良い友人の元バンドメンバーが……諸種な理由でお亡くなりになった話を聞きました……。
私も多少の面識がある方ではありましたが、友人(お亡くなりになられた方とは幼馴染だったそうです)の真摯な怒りと悲しみを、重ね合わせて拝読させていただきました。
その為、その重さが伝わってきました。
作者からの返信
麻田様コメントありがとうございます。
それは実際にあった事なのですか?もしそうなら、そんな意図は無かったとはいえ、悲しい過去を思い出させてしまったかもしれません。やはり、似たような悲しい過去があれば、感じる重さは変わってくるでしょうね。
前島さん…
明るく笑っていたのは死ぬ覚悟を決めていたからなのでしょうか。
前島さんの絶望や森脇さんの悲しみを思うと、ただただ胸が締め付けられるようです…
作者からの返信
この時の前島は本当に不安定な状態だったんだと思います。自殺したのは覚悟を決めたというより、殆ど発作的な行為だったのかもしれません。
この後から章タイトルが『ENDLESS RAIN』から『前しか向かねえ』に代わります。ここから少し上がってくるかもしれませんよ。