>光秀の染みの浮いた腕が大絵図に向かう。
この一文で光秀に残された時がそう多くはないことを感じさせるいい表現です。
輝元が秀吉を討ったバタフライ・エフェクトによる上り調子から一転、今後は坂道を転げ落ちるような展開になりそうな気がします。
毛利とがっぷり四つに組んで長期戦の構えを取るには、光秀はあまりに高齢すぎるんですよね。
本能寺を越えても光秀にとっては問題山積みだったことが考えられますね。
秀吉がいない分いろいろ物足りないものの十分厄介な毛利の存在は今さらですが彼自身と中核となる家臣団の年齢、そして当時で考えると孫といってもいいくらいの嫡男との年齢差。
色々懸念だらけですね。
信長が人生五十年と舞ったのを考えると光秀自身もここ数年はともかく十年後があるのか、こう考えると譜代がいないと悩んだ秀吉ほどではないものの心配の種は多そうだ。
今は空気な家康はどうなってるのかな。
編集済
更新ありがとうございます。
やっと光秀のツキが落ち始めました。でも、彼が致命的なミスをしたわけでもなさそうなところが、ご都合主義でなく良いです。敢えてミスというならば、主人公が語った?ように、旧体制である義昭を神輿にかついだことでしょうか。
前田利家だ…
地味に秀吉とのコネだけでいつのまにか大老になっていた観があるけど、なんだかんだ小田原征伐で北陸軍を束ね、関東奥州の抑えを務めた力量はあるんですよね
光秀が信長の臣下と比べて、家中の小粒感に思い抱くシーン。
横山三国志の晩年の孔明が、蜀の人材の払底に頭を痛めた描写と重なりますね。
編集済
校正
担当する因幡と播磨 : 担当する播磨と因幡
武将の順番的には逆
西進さることで答えた : 西進させることで答えた
作者からの返信
天球 さん
ご指摘ありがとうございます。修正しました。