やめて、ほんと

さぁ、色々あったが戦闘開始だ。攻撃の順は~…

天草→トランプ→やまおとこ→ゴブリン×4

バランはトランプの頭の上にでも乗っててくれ、頼むからじっとしてて、ほんと、頼むから。

「なぁ僕スキル使」

よーしじゃあ天草どうする?「無視されたんだけど?」

「俺は拳銃を持ってるんですよね?」

持ってるね。撃つなら70以下で成功かな。あ、弾は魔法の力であふれてくるってことで。

「じゃあ魔法の力で私のアイオワをっ」

黙れ。んで、撃つのか?天草。

「その前に奇跡的成功の処理は?」「あー、そういや僕だしたわ」

うん、忘れてた。じゃあバランの変わりに天草が攻撃するって事で。

基本は一ターンに一回しか行動できない(回避は攻撃を受けたらできる)けどこのターンは二回動いていいよ。最初だから甘くしてあげるわ。

「有難うございます。じゃあ二回とも銃で撃ちます。」

了解。じゃあそれぞれ別で判定するぞ。


天草(銃撃)一回目・65 成功

      二回目・32 成功

二回とも成功か。では天草の放った二発の銃弾はそれぞれ別の化け物の眉間に見事に当たり、それらの生命活動を終了させました。彼らは銃の存在なんて知らなかったので回避はできませんでした。

SAN値チェック…はいいかな。慣れてそうだし。

「存外ですね。」「ジャパニーズ ヤクザは強いな」

いきなり仲間が二人動かなくなったゴブリンはかなり動揺しているらしく、動けないでいる。

「次は私の番だな、アイオワを召喚するっっ!!」

「「「??????」」」おい待て

私今そこのゴブリンどもがめっちゃ弱ってるって描写したよな??話聞いてたか?

「聞いていたとも。だがわが国では自由が重要視されてるのでな」

「なんでこんなのが大統領になっちゃったんだよ」「怖いですね…」

はぁ…流石にアイオワ召喚は認めれないぞ。頼むからおとなしく殴ってくれ…

「そういうのならばしょうがない。私がこいつらに一発お見舞いさせてやろうではないか!」

トランプの殴る…成功値は55くらいでいいか。ダイス振るぞ。


トランプ(殴打)・91 失敗

トランプの放ったあまりにも遅くへなへなとしている一撃は動けないゴブリンにすら当たらず、空を殴るだけでした。

「………」「あー…どんまいです」「これまた微妙な数字だなぁ…」

「あれ?大統領さん外してますけど??一発見舞わせるとか言ってたのにぃ~???」

「…ナレーター。」

なんだ?フレンドリーファイヤなら認めるぞ。

「私は今とてもアイオワを召喚させたい」

やめて、ほんと。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

そうだ、RPやらせよう お書記様 @osyokisama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ