人間って殴っても案外大丈夫だよね
一人だけ目的が違うから。まぁもし発覚したら煮るなり焼くなり切るなり殴るなり殺すなりしておいてくれ。あとクリア条件は全員生存+裏切者の目的の判明だから。よろしく。
「なるほど…裏切者の妨害があるからめんどいけど頑張れって事か。」
「バランは何もできないから裏切者の可能性は低いですかね。」
「全員生存が条件か…私が貴様らを殺してもoutなわけだな。」
「な に も で き な い」
バランは自業自得だろ。ちなみに誰か初めのほうに死んでもそのまま続けるからな。
「ゲームオーバーになるのが確定しても続けないといけないって事か。」
そうそう。諦めんなよ!ってことで。
「雑ですね。」
さて、んじゃあお前ら始めるぞ。適当に準備しとけ。
ふむ、あいつらの準備が終わるまで少し暇だな。
あぁ、そこのお前らに一つ言い忘れてた。
改行されて一行空いてるところはだいたいダイスを振った時だ。
少しわかりにくいがまぁ脳内でコロコロ的な音を出しといてくれ。
そろそろ準備は終わるか…私はダイスロールの準備でもするかね。
「準備終わりました。」「アイオワの点検してたわ」「お前あの魔法使うのかよ
」「準備しても意味ないキャラとは」
異世界の最初の土地は俺のダイスロールで決まるぞ。さて、何になっているかな?
出目は~…96、絶望的失敗だな…さっそく面白いじゃねえか。
さぁ!お前ら!RPを始めるぞ!私が楽しむための私が進めるお前らのゲームだ!
果たしてクリアはできるかな?ともかく
シナリオ・「絶望異世界」の開始だ!
「名前安直すぎない?」
うっせぇ
では、プレーヤー達は異世界へ転移しました。
プレーヤー達が転移した場所は…今まさに攻撃されているしょっぼい村ですね。
「「「?????」」」「おいおい絶望的失敗の恩恵()やばすぎだろ」
そこらかしこで家は燃えてるし人は化け物に襲われて逃げまどってますね。
SAN値チェックです。怖いのとかショッキングな場面を見るとSAN値チェックが起こる。現在のSAN値(最初は全員75)よりも低い出目を出すと失敗。高いと成功っていう風になって失敗した場合は俺の指定した分SAN値が減る。要するにSAN値は減れば減るほど減りやすくなってく訳だ。あ、SAN値が短時間で一気に減ると発狂するぞ
「うわ鬼畜じゃん。」
当たり前だろ。
そんじゃSAN値チェックだ。全員今のSAN値は75だな。
(補足 名前の後の数字が出た出目だぞ)
天草・45 成功 やまおとこ・76 失敗
トランプ・23 成功 バラン・2 奇跡的成功
「「???????」」「すごいですね…」「いや無機物のSAN値ってなんだよ」
ここで奇跡的成功出してくるか…まぁその奇跡的成功は後で消費しよう。
失敗したやまおとこはSAN値-3な。
「中々痛いな」「食らいたくありませんね…」
やまおとこ SAN値72
SAN値チェックもほどほどにして、プレーヤー達はあることに気が付いた。
おそらく村人であろう人を狩っていた化け物がこちらを見ていることに
「あっ」「僕何もできないわ、がんばれ」「ざけんな」
お前らも察したな。
早速戦闘開始だ。
こちらに敵意を向けている化け物は4体であり、人型でこん棒のようなものを持っている。いうなればゴブリンだろうか、目は鋭く大きさはプレーヤー達より少し小さい。
「あ、ちょっとプレーヤーいい?」
ん?どうした急に
「こいつらって人型なんだよな?」
そうだぞ、そう描写した
「メスっているか?」
「???」「いや、おま、え?」「意味わからんが」
じゃあメスとオスの区別はあって、メスは見た目でわかることにしよう。
「今目の前のゴブリンにメスはいるか?」
いるって事でいいが?それがなんだ?
「じゃあトラウマが発症したってことでダメージだな」
「「「!?!?!?」」」なんだこいつただのMかよざけんな。
…やまおとこは自身のトラウマでSAN値にダメージが入ります。
もう10くらい減らして発狂させようかな。
「戦える人員を二人にしないでくださいよ??」「アイオワを召喚するしかなくなるが…?」「それ僕も動けなくならない?」
まぁSAN値-2で
やまおとこ SAN値70
「ふぅ…すっとしたぜ…」「本当にこいつなんだよ、我がアメリカにもこんなやつ中々おらんぞ」「病院紹介しましょうか?」
「…人間って殴っても案外大丈夫だよね。」
バランのお前が言ってもなんの脅しにもならんが?
さて、不慮の事故(?)でなぜかSAN値が減ったな、かわいそうに。
えー、どこまでやったか…。ゴブリンの描写は終わったのか。
じゃあ戦闘始めるぞ。
…もう戦闘したかのような疲労感があんのは何でだろうな?
「なんでやろなぁ」「貴様のせいだぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます