第5話 4か月半で、ついに10キロ減!
【5か月目の日課】
〇夜11時以降は食べない
〇カロリー1日1400kcal以下
〇糖質1日140g以下
〇「あすけん」に食べたもの記入
〇水を1日に1500ml以上飲む
〇なんらかの筋トレをする
〇サプリ飲む(不足分)
〇週に5日は外出する
栄養管理アプリ「あすけん」を始めたこともあり、5か月目は日課を少し調整。
カロリーと糖質量は、あすけんで出された数値を基準にすることとした。
ちなみにこの頃の筋トレはというと。
竹脇まりなさんの「10分 超初心者用 痩せるダンス」のほか、同じくYoutubeでダイエット・美容に関する情報を配信しているなるねぇさんの「シン・足パカソーラン」も主軸の一つになっていた。
だいたいは、このどちらか片方と、その他のなんらかの筋トレ。
こうして試行錯誤しながら続けること4ヶ月半。
ついに私は、体重10キロ減を達成した。
4ヶ月半で10キロ減。なかなかにすごい数字だ。
「もしあの時ダイエットを始めてなかったら、私は今、10キロ重いんだ」
そう思ったとき、やり遂げたことの大きさが心にしみた。
86.5キロからの76.5キロなので、まだ重いことに変わりはないが。
それでも明らかに違う。見て分かる。
そして、10キロ減ったら買おうと決めていたaxes femmeの服を買った。
まだきついけど、着れなくはないワンピースをチョイス。
もっと痩せて、この服を着こなすぞおおおおおお!!!
――そう思って意気込んだ矢先に、体重がまったく減らなくなった。
今振り返って考えれば、原因は分かる。
私はこのころ、一日の総摂取カロリー&糖質が数値内に収まっていればいいと考えて、夜に食べまくっていたのだ。
摂取できる残量が多いと嬉しくなるので、昼の食事を減らしていた。
いったい何のためのあすけん記録なんだ。
変な使い方してごめんなさい。
でも、当時の私は原因があまり分かっていなかった。
数値は守ってるのになぜ減らないんだ、とだんだんやる気が薄れていき、結果として2か月ほど停滞することになる。
奇跡的に増えなかったのは、一応総摂取量だけは維持していたことと、10キロ減ったという成功体験を消したくないという意地があったからだろう。
体重が減らず、やる気だけが減っていく日々。
でもその中でも、5か月近く続けていたダイエット生活は、完全に崩れ去ることはなかった。
レベルは大幅に下がったが、筋トレや水を飲む行為を「忘れる」ことはなかったし、この頃には、調べなくても何となくで糖質量を把握できるようになっていた。
たまに食べすぎることはあっても、日常では気づけば勝手にセーブしていた。
――私は確実に変わっている。
実際に10キロ減ったわけだし、積み上げてきた知識と経験は染みついている。
そう実感して、再びじわじわとやる気が息を吹き返した。
ここまで回復するのに2か月かかった。
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開始時(4月16日):86.5キロ
1か月経過後(5月15日):83.0キロ
2か月経過後(6月15日):82.0キロ
3か月経過後(7月15日):79.4キロ
4か月経過後(8月15日):77.3キロ
5か月経過後(9月15日):75.9キロ
6か月経過後(10月15日):75.7キロ
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