8か月で15キロ減に成功した話(※実話です) ～潜むトラップを踏みながら、今日もがんばってます！～

第4話 ビオフェルミンとあすけん

　4ヶ月目に知った驚愕の事実に、私は専門家の動画やダイエット本から、改めてちゃんとした「痩せる方法」を探すことにした。

　とにかく多くの情報に触れて、「外せない要素」を抽出する作戦に出た結果。

・糖質制限ダイエットも、確実に痩せるにはカロリー計算が必要なこと。

・たんぱく質を摂らないと筋肉量が減って代謝が落ち太りやすくなること。

・寝起きのコップ一杯の水と朝ごはんがとても大事なこと。

　（朝ごはんについては諸説あるけど、私は「朝はしっかり栄養のあるものを食べる」を選択しました）

・腸内環境を整えることがとても大事なこと。

・筋トレに加えて、ストレッチやマッサージも大切なこと。

　――などなど、多くの現実を突きつけられた。

　「せっかく痩せるんだから、ちゃんと健康的に痩せたい。不健康になったら意味ないよね」

　これらを無理なく継続するにはどうしたらいいだろう？

　そう考えて、私は【日々の中に「ビオフェルミン」を取り入れ、栄養管理アプリ「あすけん」を導入】することにした。

　ビオフェルミンは言わずと知れた整腸剤、あすけんは、食べたものを記録すると勝手にカロリーや栄養、一日の摂取量のバランスを計算してくれる栄養管理アプリだ。体重などの記録にも使える。

　ちなみにビオフェルミンなどの整腸剤は、薬ではなく乳酸菌サプリメント的な位置づけらしく。毎日継続して飲んでも問題ないらしい。（ただし体質によって合う合わないがある。自分に合う整腸剤を探すのが大切！）

　いや、やることかなり多くなってますけど！？

　ものすごく下げたはずのノルマ、また上がってますけど！？

　そう思うかもしれないが。

　この頃にはダイエット生活がだいぶ定着していて、それ自体を苦痛に思うことはほとんどなくなっていた。習慣ってすごい！

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　開始時（4月16日）：86.5キロ

　1か月経過後（5月15日）：83.0キロ

　2か月経過後（6月15日）：82.0キロ

　3か月経過後（7月15日）：79.4キロ

　4か月経過後（8月15日）：77.3キロ

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　あすけんを導入したことで、食生活が可視化されるようになった。

　足りない栄養素を狙って補うことができるようになり、肌の調子もよくなった。

　私は幼いころから肌が弱く、年中乾燥肌に悩まされていたのだが。

　このころから本当に乾燥しづらくなった。触った感じが全然違う！

　また、痩せた影響か、体の可動域にも変化が見え始めた。

　肩甲骨を動かすといい、というのを見て実践していたこともあり、特に肩まわりの可動範囲が大きく広がった気がする。しゅごい。

　そしてずっと気になっていた反り腰にも、この頃から改善の兆しが――！

　ある日買い物をしている途中、ふと普段と違う感覚を覚えた。

　反っていた腰が、あるべき場所（？）に収まっている（気がする）！？

　これが普通の体勢なのでは！

　そう思った私は、その感覚を意識して体に覚えこませる戦法に出た。

　体勢を維持した状態でトイレに行き、全身鏡で確認して視覚的にも焼き付けた。

「なるほど、たしかに全然違う。まっすぐ！」

　目に見えて変わっていくことが、とにかく楽しい。

　ダイエットが楽しい。なんだこれ！！！

　――そんなキラキラした気持ちがずっと続くと思っていた時期が、私にもありました。