三十四筋目『諸君、私は悲劇が好きだ』
よろしい、ならば
今回は『切ない展開っていいよね』についてです。またしても性癖回です。
以前のエピソードで『機動戦士ガンダムAGE』のせいで初恋の人が目の前で死ぬのが性癖になったというお話をしましたが、その延長で切ない別れだ等の物悲しい展開が大好物です。
仲間になれそうだった敵が主人公をかばって死んだり、死の間際で主人公に思いを伝えて散るヒロインだったり。ふう……。最高ですね(暗黒微笑)。
他にも対比になっているキャラクターで片方は救われて、片方は救われないなんてのも大好き。どちらも性格や境遇は似たようなものなのに、立場が少し違っただけで、全く違う末路を辿る。良い。
もう二度と会えない友人と最後に穏やかな会話をして永遠のお別れになったりとかも良い。そこで二人が笑っていたときの回想とかが入るが、二人とも涙を流さずにお別れをして、友が旅立ったあとに一筋の涙が流れるとかな!
ほら、皆さんも『どうせ死ぬなら大好きな人の傷になりたい系女子』を見たことがあるでしょう。見たことないなら、こんなクソみたいな文章を読む前に『ガンダムビルドダイバーズ』シリーズを見てきなさい、見ろ(威圧)。
あの切なさは良いぞぉ。あのシリーズに脳をやられたおかげで私はまたしても拗れた性癖を抱えることに……。ガンダムは性癖開発アニメですよ。年上好きもUCのマリーダさんが原因だしな! まぁ、昔はお姉さんだと思っていたマリーダさんとも同い年になってしまった訳ですが……。
昔はこんな性癖をさらけ出すべきではないと思っていましたが、執筆中に一章が物足りなくて二章から性癖の扉を叩き、三章で完全開放しました。作者の思いつく限り、あの時点でできる限りの困難を灰月君にぶつけるのは気持ちが良かったです(本音)。段階的に彼をどん底に落とすにはどうしたらいいかを考えて、あんな最後になってしまった時には、あまりの切なさで心に穴が空いたように感じました。クソッ、一体誰がこんなひどいことを!
あと性癖的な意味で書いてると舞竹ポイントを荒稼ぎしたキャラがおりまして、そのキャラを次に出すのは七篇の予定でしたが、出番が増えてみたり。書いている間のキャラの反応が素晴らしくて、もっといじめたいと思ってしまったからね、しょうがないね。末路はもう決まってるし、過程を少々変えてもええやろの精神。
早く続きが書きたいなぁ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
では最後に宣伝を。
現代バトルファンタジー、【『灰』の異端審問官】。ぜひ読んでみてください。
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