十四筋目『その日、少年は運命に出会う②』

 こんにちは。舞竹シュウです。前回に引き続き誰得な筆者の短い半生について語っていきます。


 ドラッグオンドラグーンに脳を破壊された私は、幼児退行を引き起こし、ロボットを求める変態に逆戻りしました。そんな私はついに長年追い続けることになる『アーマードコア』と出会ってしまいました。

 だってホワイトグリントがかっこよかったんだもん。そのためにお金をためて中古のPS3を購入したり。

 新しいハードを手に入れたおかげで『テイルズオブエクシリア1、2』をやったり、マインクラフトで建築したり、小学生のあまりある時間を有効活用してました。


 が、ここで問題が立ちはだかる! やっているゲームが違いすぎて同級生と話が合わない。そりゃそうだ、相手はポケモンくらいしかゲーム知らないんだもん。おかげで図書室の住人になった私は、そこで神の書と出会った。


『ブラックジャック』


 言わずと知れた名作なのですが、それまでの私はゲームとアニメの民だったためにマンガや小説は触れてこなかったので読んだことはなかった。そんな私はブラックジャックがあまりにおもしろかったためにジャンルを問わず名著を求めてさまよう乱読家になりました。

 『ハリー・ポッター』に始まり『三国志』、『怪人二十面相』、『風の谷のナウシカ』などなど。そして読めば読むほど思ったんです、将来は作家になりたいと。子供のころに皆さん思ったことがあるはず!

 そんな舞竹ですが、小学五年生の頃に『物語を書いてみよう』という授業がありました。そこで一万字の物語を書いたのですが、その時自分で「あ、私、才能無いな」と思って作家を夢見るのをやめたのです。

 今となっては素人が大して練習もせず、プロットもまともに組まずに書いた作品などそうなって当たり前ですが、当時の私はおこがましいことに今まで読んできた作品たちのように上手く書けないことにショックを受けた。


 そうして時は流れて中学生。私は相も変わらず図書室の民でした。ただ、私の通う中学校はなぜか図書室がやたら大きく、小学校には無いジャンルの本が置いてあったのです。ライトノベルっていうんですけど。そして今度は私の現在の作風にするきっかけをくれた作品と出会います。その名も


『とある魔術の禁書目録』


 あのライトノベル界を代表するシリーズですね。それまで私はドラッグオンドラグーンをはじめとした作品たちにより鬱エンドやビターエンドを好む変態にされていましたが、とあるセラピーを受けたことでハッピーエンド大好き人間に戻りました。そこに追い打ちを掛けるようにやってきた『走れメロス』にも影響を受けたりしてます(太宰治→本名、津田治)。


 長くなったので次に続きます。次は今の私のキャラクター作成法に影響を与えた作品のお話から。


では、最後に宣伝を


『灰』の異端審問官

https://kakuyomu.jp/works/16817330667631810050


 少しだけでも読んでいただけると作者は死ぬほど喜んでしまいます!


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