八筋目 『愛です 愛ですよ』

 こんにちは。深淵に続く大穴の倫理観ゆるキャラ風タイトル、舞竹シュウです。


 今回は『自作の主人公のこだわりポイントについて語ろう』です。作者の自己満足が多分に含まれています。しかも独り言成分強め。


 ではまずは制作の裏話でも。実は【『灰』の異端審問官】はオリジナルとなる過去作がございまして、それが主人公の『ネージュ・エトワール』が世界の滅びを防ぐために自らを犠牲するというバットエンドだったわけです。

 それから時が流れ、電撃大賞に作品を出そうと思い至った私が新しく書こうとしてもいいアイデアが出ず悩んでいた時に、過去作をリビルドしようとして生み出したキャラが『灰月仁』になります。


 もう成立経緯時点でキャラクターの異質さが際立っていた、という訳で『異質』ひいては『異端』という言葉が自分の中ではまるモノがあり、それを中心に世界観と主人公をくみ上げていくことに。

 で、異質な主人公→今までに自分が見たことがないタイプの主人公、と考えました。そして王道ファンタジーにて『勝つ』主人公だったり、『守る』主人公だったりは見たことあるんですが『取り戻す』主人公は見たことないと思いまして、『取り戻す』を軸することに。


 そんな灰月くんですが、当初は某死神代行の少年のような属性もりもりな感じにならないようにしようとしました……結果的に全くできていませんが。でも、言い訳させてもらうと「彼の要素をあげていき、一番チートなのは?」なんて質問に対しては「彼が灰月仁であること」と即答できるので能力が本体みたいなことにはなってません。


 そして、一番のこだわりポイントはやはり彼の性格でしょう。『素直で明るい後輩気質とリーダーシップある先輩気質が合わさり、人から好感を持たれやすいものの、過去の経験から来る闇が垣間見えるが、自身が精神的に苦しんでいようと人のことを考えることを捨てられない、心優しきしっかり者の少年』……なんて曇らせられるのに向いた性格でしょうか! これから彼に待ち受けるものを知っている私としてはワクテカが止まりません! そしてきっと彼は乗り越えて……いや、それは灰月くんらしくないな。まぁ、語りすぎないようにしておきます。


 こんな散文まがいの怪文書を最後まで読んでいただきありがとうございます。


 どうか灰月仁の旅路に溢れんばかりの絶望と希望を!


 では、最後に宣伝を


『灰』の異端審問官

https://kakuyomu.jp/works/16817330667631810050


 少しだけでも読んでいただけると作者は死ぬほど喜んでしまいます!

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