過去編の登場人物紹介とあらすじ
過去編の登場人物紹介とあらすじ
過去編の主人公。真面目そうだが陽キャにいればモテそうなのに陰キャに身を置いているようなちょっと控えめな好青年。『劇団リメンシ』という所で劇団員をやっていて、役に入り込む憑依体質の劇団員で唐突に哲学的なことを話したりと、性格はかなりクセがある。
景と同じく離人症性障害の兆候があり、似ているところが少しある。
一人称・僕、俺(話す相手によって使い分ける)
真実の交際相手として過去編にも登場。過去編においては、景たちに過去の話を回想として語っている語り手視点を担っている。研修期間を経て新設される精神科医として活躍するまで真実とお互い支え合って同棲生活をはじめる。
一人称・私
外科医としては最短で執刀医として成功して、東京の大きな病院にスカウトを受けるほどにこの時点ですでに医師としてかなり信頼されている。
一人称・俺
『劇団リメンシ』の脚本から演出まですべてを担当する代表。かなりストイックではあるが、役者の体調やメンタルを察知してすぐに稽古は中断するという徹底ぶりも見える。
演目のため、役者のため、無理はさせないということを信条にやっている。
真実の契約者。外見に関しては細かく描写していない。(過去編の視点が実花視点であるため認識の外であることもある)
黒岩純司(52)
我生が博士と慕う恩師であり、現在は米国で最先端医療の研究をしている。
過去にも何度となく真実の件などを調べてもらっていて信頼できる存在。米国にいるため基本電話やメールでのやりとりをしている。
ルーシー(??)
我生が出会ったことを実花に告げる。登場シーンは無いが、東京へ出張したときに彼女に出会ったということが語られる。
一人称・あたい(ルーシー)
あらすじ
実花により真実の過去が語られる。
遡ること二年前……真実は劇団員として実花は精神科医になるためにお互いを尊重し合いながらの同棲生活を始めるが、実花の知らない所で真実もまた顔を明かさない精神科医ジョーカーとコンタクトを取り、ヘヴンよりイーヴィルという薬を貰い、人間の邪悪な感情を集めてほしいとだけ告げられて誘いに乗ってしまう。一方、我生は東京の病院からスカウトを受け断るが、その出張先でルーシーと出会う。
そんな中、予定されていた舞台の演目と現実がリンクするように、真実の狂気はさらに暴走していく。実花の最終研修日に真実が不審な交通事故で意識障害となったことに疑問を持つ実花と我生は信頼している黒岩博士に相談を持ちかける。
すると黒岩博士は医療業界内の極秘情報『
しかし、どこからかその極秘情報がリークしてどうやらジョーカーがその技術を盗み、精神患者を増やすという真逆のことをしているらしい。
恐らく……医療従事者の誰かが利益のためだけに投薬や入院を強要して患者を利用しようとしているのだろう。
そしてその件にはProject.Sとジョーカーは命名し、Sの意味はおそらくスラサクス教会のSでは無いかということ以外は謎に包まれていた。
過去と現在の出来事が揺れ動く中、話は現代へと戻っていく。
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