冬のおかず【鯛のアラ】 アラ炊き

 ようこそいらっしゃいました。

ここは小烏の台所です。


 義弟夫婦が帰省予定(とある事情で空港からとんぼ返りしました)だったので、なにかおめでたそうな料理ということで鯛(のアラ)を買っていました。

アラなんですが、天然鯛。

お頭付きです(アラですが)。

三枚おろしの骨の部分もついていたので迷わず手を伸ばしました。

アラ炊きを作りましょう。


 ゴボウの皮を包丁で削ぎ、五センチくらいに長さに切ります。

太いゴボウなら四つ割りにしましょう。

水に浸けてアクを抜いておきます。


 鯛のアラは湯をかけて残ったウロコや血を洗い流します。

深めのフライパンに酒をたっぷり注ぎ、火にかけます。

酒が沸いてきたら、ゴボウと鯛のアラを入れます。

みりん(お好みで砂糖も。うちは義母のために入れます、砂糖)を入れ、落とし蓋をして鯛の身が白っぽくなるまで煮ていきます。


 ここに醤油を入れて、もうひと煮立ちさせます。

落とし蓋をしてもぶくぶく煮汁が回らなくなったら、落とし蓋をはずします。

煮汁をでアラにかけながら煮詰めます。

煮汁が艶が出たら、出来上がりです。


 お皿にアラを移して、煮たゴボウを添えます。

柚の皮を細く切ったものを乗せましょう。

お味はいかがでしょうか。



〈今日のお義母さん〉

★★★


最後は汁まで飲まれました。

(ちょっと辛いと思うのですが)


近況ノートに写真があります。

https://kakuyomu.jp/users/9875hh564/news/16818023212328784517





 

 

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