素敵な宴
素敵っぽい宴の記憶を探ってみたけど、あんまりなかった……。
なんでだよ。人生で一度くらい「きみの瞳に乾杯」とかやってみたいじゃないか。(古い)
そうだ。バイト先で知り合った同い年の可愛い男の子がいたんですよ。私よりちょっと目線が上くらいの身長で、童顔なのも気にしてて、そこも可愛いかったんですけど。
酒が飲める年齢だったので、時々一緒にご飯食べたり、たまにふざけて手を繋いで帰ったりして、若者らしい青春風味の友達でした。(その裏で阿鼻叫喚の狂乱の宴に参加)
ある時、2人で酒を飲んで楽しく歩いていると、急に彼が真剣な顔をして、手紙をくれたのです。中身はラブレターでした。手書きの字に自信がないからと、PCで作成して打ち出したものでした。
なんだか申し訳ない気持ちになりました。あまりにピュアすぎて物足りん。弟のような……と思ってしまったのです。いやいやいや、そこで「YES」と言っておけば、きっと爽やかな青春を送れたかもしれないのに!
所詮、私はあちら側の人間なのです。
あと、全編方言で書かれていたので、判読するのに数日かかった。申し訳ない。
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