鐵馬の宴
バイク乗りでもあった鳥尾巻。
友達がドゥ◯ティオーナーを紹介してくれると言うので、ついて行きました。
広い倉庫に入ると、何台もの素晴らしいイタリアの高級バイク!触る許可を得て、興奮しながら車体に触りまくります。
「アンタ飲めるか?」
「……たいして飲めませんが?」
オーナーが特別に手に入れたという限定品のお高い焼酎。この場合「飲める」と言ってしまうと朝まで飲まされそうな気配だったので、謙遜しておきます。怪しまれない程度にチビチビ飲みながら、しばしバイク談義の宴。
「今度、忘年会やるんやけどな。アンタも来るか?」
「え?ああ、えーと、予定どうかなあ」
「飲み代も宿泊費もタダや」
「へえ〜?(逃げられんヤツやん)」
「オッサン達に酒ついでやればタダでええ」
それコンパニオンですね。逆にバイト代ください。
その日は予定があることにして丁重にお断りし、ちゃっかりお高い焼酎をお土産に貰って帰りました。
しかし大量の高級バイクを持ってたオーナー何者だったの?
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