最後に

 さて、これ以上話を続けても面白くないだろうから総括に入りたいと思う。




 書き終えて、今もなお感じていることは


「小説を書くのは楽しい」


 ということ。


 小学生の頃には考えてもみなかった思いだが、文章を書くこと、人物や物語を描くことは筆者の人生を大きく彩ったと実感している。

 加えて、小説を書き続けている人たちには尊敬の念を抱いている。

 想像して、それを文章に起こすということはそう簡単にできるものではない。

 向き不向きはあるだろうが、特に週刊連載的なことを続けている人たちは本当に凄いなと、書き手の視点から見て痛感した。




 そして最後に。


 今回で『私の春の夢』シリーズは終わりを迎えたが、筆者としては引き続き小説を書き続けたいと考えている。

 ジャンルは分からないが、現状一番書いてみたいと考えているのはファンタジーものになる。

 ただ、私の小説を一つでも読んでくれた方ならわかる通り、明快で溌剌で子気味良いファンタジー作品にはならないと思う。

 誰かが挫折して、成長して、夏に伸びる影のように色濃い話を書いてみたいと、そう思わずにはいられない。


 読んでいただきありがとうございました!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

小説を書き終えて 大出春江 @haru_0203

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る