拝読しました。
私も(も、といいますか……)父親とは絶縁しており、そろそろそういう時期に来ていると数年前から予感があります。私はおそらく葬儀には出ないと思うのですが、葬儀に出ない自分に対して、葛藤を抱えることになるだろうという思いがあり……。
ありがとうございました。
作者からの返信
ご拝読いただきありがとうございました。葬儀に出席しない、という勇気あるご選択をされた旨心中お察しいたします。貴方の人生は全て貴方の思いのままです。子は親のいいなりでいなければならない決まりはどこにもありません。人の心にまで枷はつけられませんから。実り豊かな明るい人生になれるよう心から願ってやみません。
改めて応援コメントのほどありがとうございます。
オフサイドトラップに絡めてきましたか。自分は2分後には紙屑となる、スズカからの流し馬券でした。
決して良い関係ではなかった父親に最後にかける言葉。
相応しいかどうかは考えずに『粋』という言葉が相応しいと思います。
作者からの返信
ご拝読いただきありがとうございました。1エピソードごとに応援も残していただけたようで圧倒的感謝の極みです。よもやあのレースをリアルタイムで観戦していた馬券師様と相見えることになろうとは……!
また、半ばやけっぱちになってまで書き散らしてしまった感のある私の駄文を『粋』という言葉を投げかけていただけて大変恐縮です。そんな感想を言っていただいた貴方の気持ちこそが何よりも『粋』です。
RT企画への参加ありがとうございます。
「私」とついた文章が連なるので、女性なのかと思っていましたが、途中で男性と気づいて少し驚きました。
というのも、喪主。私の地元北海道では、家長が死んだ際の喪主は大体妻なのです。どんなに息子が存命してても葬式に同席しても、必ず妻。なので、息子が喪主をやっていることに少なからず驚きがありました。地域差って面白いですね。
そして、ラストに挟まれたオフサイドトラップに関するエピソード。私は夫と共に某馬娘アプリを楽しんでいるので、サイレンススズカの死は知っていましたが、まさかあのレースで単勝で勝っていた方がこんなところに居たとは。思わず夫に報告して、2人で笑いました。
他所様の人の死にまつわるエピソードですし、決して朗らかではないご関係でしたのに、妙に愉快な気持ちになる良い文章でした。ありがとうございました。
作者からの返信
ご拝読いただきありがとうございました。
熱い応援コメントをいただき大変恐縮です。作中描写的に省略する形になりましたが、実際のところ私・姉・母のスリーマンセル方式の共同喪主というシステムを葬式時は採用しておりました。それにしても、北海道では基本的に妻が喪主として最優先されるというのは、私も初めてうかがいました。なるほど確かに地域差というモノは面白いですね。
オフサイドトラップ単勝馬券のくだりで笑ってくださる方を見つけられることができて感無量の一言です。やはり北海道という一大馬産地のアドバンテージがいろんな意味でデカいのもあるのでしょうか。ちなみに、親父は2006年の有馬記念にてこれがラストランかつ圧倒的一番人気に押し出されたディープインパクト(単勝倍率1.2)には目もくれず黙って二番人気のドリームパスポート(倍率13.1)の単勝馬券を購入せしめ、無事盛大に花と散って家族全員から顰蹙を買ったりと競馬関連のエピソードには事欠かかない人間でした。
長くなりましたが、笑って読んでいただけたようで改めてありがとうございました。題材も題材でしたが、暗くしすぎないコンセプトで執筆させていただきましたので、本懐を遂げさせていただき安堵の極みでございます。
最近身内を亡くした身としては、共感できるような、そんなこともないような……
人間、生きてたら悪い部分も見えてくるよなぁ……とふと考えてしまいました
作者からの返信
近しい方を亡くされたとのことなので、お悔やみ申し上げますとともにこの度は拙作をご拝読いただきありがとうございました。
あくまで私自身の家族間の問題ですのであまりその辺のところはお気になさらぬよういただければ幸いです。
どんな瑕だろうが家族愛でもって補い余りあるとなれれば理想ですがやはり難しい場合もあると思います。
自分語りになってしまい申し訳ないですが、私の祖母も60手前に父方の方も母方の方も亡くなり、幼い頃の僅かな記憶に少し重ねて読んでしまいました。父方の方の祖母は記憶があり、とても優しくて大好きでした。しかし母方の方は自身も幼かったため全く覚えてない上、今で言う所の毒親というものだったらしいです。母から虐待紛いの話を今まで聞いてきたからこそ家族って難しいなって思ったし、この作品を読んで祖母が亡くなった時、母はどんな気持ちだったのだろうと考えさせられました。きっと家族っていう課題は一生誰にでも付き纏うものだと思います。文字に起こして、伝えようと思ってくださり、ありがとうございました。とても素敵な作品でした。
作者からの返信
ご拝読いただきありがとうございました。本当に家族というものは難しいのだと痛感させられております。集合体でもありながらそれを形成する個人個人は単一でなく十人十色。なかなか一枚岩ではうまくいかないと思います。家族関係に基本正解はないのでしょうが、不正解をひとつひとつあぶり出していって少しずつ理想に近づけていくことはできると思います。そういったことを文章でもって世の中に発信したいと思って今作品のために筆を取らせていただいた次第です。素敵な応援コメントをいただき誠にありがとうございました。