第6話 カクヨム初心者の愚考

[2023年12月20日(水)16:30頃]


 仕事を大急ぎで片付け、プライベートパソコンの方を起動。


 もう一度、じっくりと時間をかけて、運営からのメールを読み直し、カクヨムのガイドライン(メールにURLが記載されていた)を確認する。


カクヨム小説投稿ガイドライン

https://kakuyomu.jp/legal/guideline



――「カクヨム」上での表現について――


が問題の部分。


『表現についてご留意いただきたいこと』


で5つ項目があげられているが、その一番最初に書かれている


『表現・描写などにより著しく性欲を刺激するもの』(上記カクヨム小説投稿ガイドラインより抜粋)


 にあてはまる、というわけだ。



 しまった! 読んでませんでした!




 ――ではありません。




 読んでました。

 ええ、ちゃんと読んだよ。

 この作品を投稿する前に、調べたもん!

 このページに見覚えあるもん!

(忘れてたけど、思い出した)



 ただし、そのリスト項目の前の行に


『それ自体が作品の目的(テーマ)ではなく、物語上の必要な要素として必要最低限の描写となるよう配慮をお願いいたします』(上記カクヨム小説投稿ガイドラインより抜粋)


 と、書かれている。

 その文章を自分は、自分にとって都合のいいように解釈してしまったわけだ。


 エロ『自体が作品の目的(テーマ)では』……ありません。

 そんな、最初から、最後まで、ずーっとエロいことなんかしておりません!(そんなすごいもの、自分には書けません!)


 エロは『物語上の必要な要素』……です!


 エロは『必要最低限の描写となるよう』……?


『必要最低限』?


 その基準はどこに書いてあるねん!



 そもそも『著しく性欲を刺激』の『著しく』って、どれくらいやねん!


 世の中には◯◯フェチとかいって、変わったモノに興奮するヒトもいるだろうし、同じ描写であっても、刺激されるか、されないかは、個人、個人によって違うのでは?


 例えるのなら、中辛カレーを「辛い」というヒトもいれば、赤い激辛カレーを「辛くない。まだ足りない」というヒトもいる。


 頼むから、具体的に、これはダメ、これはOKといった事例をあげてくれ!

 ボーダーラインを教えてくれ!


(無料素材サイトだって、近頃ではNG使用、OKパターンの具体例をわかりやすく説明しているぞ!)


 カクヨムに投稿するべく調べていたときもだが、今回も、同じことを心のなかで叫んでしまった。



 事例があれば、もっと詳しい説明があれば、それに従ったまでのこと。


 何度も言うが、自分はビビリで小心者だ。

 ペンは剣よりも強いと宣言できる人間ではない。


 ルールとは守るためにあるもの、と思っているヒトである。

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