あなたのためだから

「あなたのためだから」
優しげな言葉に聞こえて残酷です。

このエッセイは斜視であったことで、様々な辛い体験をされた作者様の体験談です。

人はそれぞれ悩みや葛藤を抱えて生きているものですが、誰かと人生が触れ合った時、互いの価値観の違いを乗り越えるには、あまりにも未熟であると常々思います。

せめて押しつけにならぬよう、相手をよく見て、声を聞いて、自分に出来ることをしたいものです。
そもそも、知ったような気になって、何かを出来ると思うことがおこがましいのかもしれません。

お医者さまの一言が胸に響きます。