遠のく
誰も彼も傷つけてしまうあなたは
ひとりそこで苦しんでいるの
優しく触れようとしたその手は
その声は
近づくことが許されないの
こわがるあなたの手に触れて
わたしをその震える胸に置いて
大丈夫よと
わたしに言わせてくれないかしら
ぎこちないその笑顔を
わたしに見せてくれないかしら
こんな雪の降る夜は
踊るわたしを思い出して
優しいあなたを思い出しては
年老いていくわたしじゃなくて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます