追憶

@mokumo1

また同じ道を歩いた。

君からの連絡を待って、変な人に追われて、

最後は草が生い茂った崖に到着したところで目が覚める。

道中、過去を振り返りながら歩くという描写があった。それを僕は俯瞰している。明晰夢だ。

夢だとわかっていても思考は支配されていて、ただ淋しい気持ちで何度も通った道を歩く。

それに、入るわけもない小さな車に巨大な人間が入り込もうとしたり、訳わかんない宮殿に集められ、頭を押さえつけられた後に、祈りを捧げる。

現実では起こらなそうなことばっかが起きた後、

帰路に着く。

車通りの多い道を歩いて、次第に道が細くなって

森になる。

森に差し掛かるくらいに君は現れる。

その世界の君は本当に最悪だった

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