第21話
「久しぶり元気してた?エノコロ」
例の懐中時計を触る人影、この男こそが、この場所の支配人
「久しぶりです。シュツランさん後今の私の名前はエクスカリバーです」
変わっちまったな
「お前もその歳になってまだ厨二病かよ。だっせー」
ネコクサと同じ煽りはおそらくは通じない
「あなたもでしょう、私よりも年上のくせに、技のネーミングセンスがあんなんでは」
あんなんか………
「そうだな俺も変わってないってことか」
エクスカリバーの後ろには、ユリカがしばられていた
「それではどうします?」
その時の答えは既に、出ていた
「きまってんだろ?お前を、ぶん殴る」
そういった途端俺とエクスカリバーとやらは近づくために、目の前にダッシュした
「喰らえ
火で焼けただれろ!
「
そうだ思い出した。そういえばこいつは……
「お前の魔力適正も炎だったか」
「酷いですね。私の魔力適正を見抜いたのはあなただと言うのに」
……過去か
「悪いな昔のことは忘れやすいんだ。ボケってやつだよ」
「そうですかなら、新しい記憶をあなたに刻んであげますよ」
そう言うとエクスカリバーは炎を手にため始めた
「これこそが何年もの修行で手に入れた力!」
その炎はみるみると変色し、金色になった。
「どうですかこれが
聞いたことはあるだが見たのは初めてだ
「とうとう禁忌に手を染めたか」
命を魔力に変える魔具を不死身だから無限に使える俺の前から突如、他のパーティメンバーが夜逃げした!?〜魔法全盛の世界で、死なない俺の理想的な死に場所を探す話〜 @MukufutoEXE
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