応援コメント

第83話:莫逆の友(五)」への応援コメント

  • 松尾の隣に金太郎がいるように、頼光さんの隣にはずっと源次さんがいたんでしょうね。それだけで、頼光さんが変な偏執ではなく彼なりの道理のある正義を掲げて進んできたのだと理解できます。良い仲間を持っている人は、ちゃんと人の情のある人だろうと。
    そもそも普段の様子を思い返せば、素直に尊敬したいと思えるくらいに真っ当な人でしたよね、頼光さん。

    例の酒を飲んだことにより、体力が無限に湧き出てくる……そんなことあるんでしょうか。酔いのせいで疲労が分からなくなっているだけの可能性もありますよね。
    いずれにしても金太郎を起こして、戦いに備えるべきですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    >変な偏執ではなく彼なりの道理のある正義を掲げて
    難しいところですよね。強い意志とか信念とかいうものは、変な偏執と紙一重にあるものです。頼光さん言うところの「服ろわぬ」とは、帝を頂点とした主流であるというだけのことで。


    >良い仲間を持っている人は、ちゃんと人の情のある人
    道理と道理がぶつかった時、必ずどちらかが間違いとは限りませんね。源次さんも納得いかない主君に仕える性格とは思えません。
    あくまで 頼光さんの掲げる正義の最も濃いところが松尾に実質的な害を与えて共有できない という単純かつ難しい関係ですね。

    >そんなことあるんでしょうか
    既に酒呑童子のまやかしの一部を破った神便鬼毒酒ですが、無尽蔵の体力なんて都合のいいものはにわかに信じ難いですね。
    鬼の居る世の中、不思議な力はあるのでしょうけれど、なんの対価も必要とせず、ただの人間が恩恵を受けられる。そんな代物なら、本当に神の力と言えそうです。

    それで金太郎は大丈夫なんでしょうか。もしもの場合、松尾にこれから先の展望はあるんでしょうか。