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2024年4月28日 19:52
>己の立ち位置を見失った者この時代の社会では、自分に選択の余地は少なく、生きづらい思いを抱える人も多かったでしょうね。ある意味での「服ろわぬ者」と言えるかもしれません。そういう人々をこの村は受け入れていたんですね。というか、元々そういう場所だった……鬼になっても、みんな幸せに暮らしていたんでしょう。それを、松尾たちが踏み込んだことで荒らしてしまった。メタな感想になるんですが、ものすごく綺麗な悲劇の構造だなと思います。因果が苦しい。誰が悪いわけでもないんでしょう。それぞれに正しいと思うことがあるだけで。かつてのお父さんの言葉が思い出されますね。お父さんんん……(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。>ある意味での「服ろわぬ者」感じ取っていただけたのかなと思います。今作に於いて服ろわぬ者とは、幾つもの種類があります。最初に定義されたのが文殊丸言うところによってですが、それ以外にということです。今日すずめさんの言ってくださったのが、その一つですね。盃浦の人々は自身が服ろわぬ者であって、同じような仲間を受け入れ、鬼となってもまた──文殊丸のような人達からすれば極悪人ですが、救われる人も間違いなく居ます。>綺麗な悲劇の構造と褒めていただいて、我ながら酷い運命を紡いだものだなと戦慄しております。タダマア,コノインガハマダ,シュウタンニタドリツイテイナイノデスケレド>誰が悪いわけでもないんでしょう。それぞれに正しいと思うことがあるだけで。松尾の父ちゃん、たしかにそんなことを言っていましたね。そうなんです。だから立ち位置が違うと衝突してしまう。松尾の慟哭も、ただこのまま霧散させるしかないのでしょうか。
>己の立ち位置を見失った者
この時代の社会では、自分に選択の余地は少なく、生きづらい思いを抱える人も多かったでしょうね。
ある意味での「服ろわぬ者」と言えるかもしれません。そういう人々をこの村は受け入れていたんですね。というか、元々そういう場所だった……
鬼になっても、みんな幸せに暮らしていたんでしょう。それを、松尾たちが踏み込んだことで荒らしてしまった。
メタな感想になるんですが、ものすごく綺麗な悲劇の構造だなと思います。因果が苦しい。
誰が悪いわけでもないんでしょう。それぞれに正しいと思うことがあるだけで。かつてのお父さんの言葉が思い出されますね。お父さんんん……(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>ある意味での「服ろわぬ者」
感じ取っていただけたのかなと思います。今作に於いて服ろわぬ者とは、幾つもの種類があります。
最初に定義されたのが文殊丸言うところによってですが、それ以外にということです。今日すずめさんの言ってくださったのが、その一つですね。
盃浦の人々は自身が服ろわぬ者であって、同じような仲間を受け入れ、鬼となってもまた──
文殊丸のような人達からすれば極悪人ですが、救われる人も間違いなく居ます。
>綺麗な悲劇の構造
と褒めていただいて、我ながら酷い運命を紡いだものだなと戦慄しております。
タダマア,コノインガハマダ,シュウタンニタドリツイテイナイノデスケレド
>誰が悪いわけでもないんでしょう。それぞれに正しいと思うことがあるだけで。
松尾の父ちゃん、たしかにそんなことを言っていましたね。
そうなんです。だから立ち位置が違うと衝突してしまう。
松尾の慟哭も、ただこのまま霧散させるしかないのでしょうか。