応援コメント

第63話:四天王(七)」への応援コメント


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    >「松尾太郎は死にに行きたいんが」
    荒二郎さんのこのセリフ、意外と的を射ているような気がします。
    松尾自身は自覚していない部分で、いつか自分も故郷の人々のいるところへ、という気持ちがどこかにある? いつ死んでも別に構わない、というか。
    鬼のことは、きっかけに過ぎないかもしれませんね。だって本当の仇は、今の自分の立場と同じ人たちだったわけですもんね。その辺りのことが、まだ松尾の中で整理がついていないような気がしました。

    しかしそうは言っても、目の前ではまた不穏なことが。
    何が起きたのか、続きが気になります。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    >いつ死んでも別に構わない
    松尾に投げやりな気持ちはないですが、死ぬことを厭う気持ちがあるかというと、それほど強く持っていると思えませんね。
    彼の中に、きっと仰っていただいたような思いはあるでしょう。
    整理をつけるために、必要なものが揃っていないのかもしれません。

    金太郎と荒二郎と、口論でもないやり取りも不穏でしたね。茨木童子の次は酒呑童子とトントン拍子かと思われましたが。
    池田中納言からの使者が、また風向きを変える知らせを持ってきました。