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2024年4月10日 19:33
四天王という名声。すぐさま持ちかけられる浮いた話。そんなものも、松尾にとっては虚しいだけですね。身分の高い人の話はどこまでもよく届きますが、声も上げられないまま死んでいった人たちだって数えきれないほどいて。松尾も、そちら側から這い出してきたんですもんね。彼の生きる意味、何か見えると良いのですが……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。名声にも種類がありますが、辺りから湧き出るように高まったものって、また特別だなと思います。だからと言って松尾の考えているようなことの答えには、まったくなりませんが。身分の高い人、低い人。力を持った人、持たない人。ある意味で松尾も、持つ側に足を踏み入れています。もちろんそれは松尾の成し遂げたことで恥じる必要など一切ありませんが、同じようにしたくともスタート地点にさえ立てない人々を思い、悩んでしまうのが彼ですね。ちょっと穿った言い方になりますが、だから今回「救ってない」と思えたのは松尾にとって幸運かもしれません。最後にどうなるか、まだまだ見えませんが。
四天王という名声。すぐさま持ちかけられる浮いた話。そんなものも、松尾にとっては虚しいだけですね。
身分の高い人の話はどこまでもよく届きますが、声も上げられないまま死んでいった人たちだって数えきれないほどいて。松尾も、そちら側から這い出してきたんですもんね。
彼の生きる意味、何か見えると良いのですが……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
名声にも種類がありますが、辺りから湧き出るように高まったものって、また特別だなと思います。
だからと言って松尾の考えているようなことの答えには、まったくなりませんが。
身分の高い人、低い人。力を持った人、持たない人。ある意味で松尾も、持つ側に足を踏み入れています。
もちろんそれは松尾の成し遂げたことで恥じる必要など一切ありませんが、同じようにしたくともスタート地点にさえ立てない人々を思い、悩んでしまうのが彼ですね。
ちょっと穿った言い方になりますが、だから今回「救ってない」と思えたのは松尾にとって幸運かもしれません。
最後にどうなるか、まだまだ見えませんが。