応援コメント

第47話:酒呑童子(五)」への応援コメント

  • 中納言、嫌味な人ですが、羅城門と聞いただけで態度が一変しましたね。穢れがそれほど恐ろしいということでしょうか。
    発案の当事者である松尾だけでなく、金太郎をも帯同したのは、箔をつけるためですね。こういう時の見た目の迫力って大事です。もちろん彼には実力もありますが。
    頼光さんはきっと中納言の首を縦に振らせる自信があったのでしょうね。手腕の見事さが伺えます。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    中納言にとって穢れの塊のような羅城門は恐ろしいものに間違いないですね。それに偉い人ですから、自分の住む町にそんな場所があるのも、見て見ぬふりをしていることになるわけで。

    >金太郎をも帯同したのは、箔をつけるため
    おおー、そうなんです。いつも二人でセットみたいになっていますが、かなり偉い人のところへ行くのに関係ない金太郎が同行するのは本来おかしいんですよね。
    でも解釈していただいたとおり、中納言と話す上での説得力として頼光さんは連れていきましたね。

    >手腕の見事さ
    自信はかなりあったと思います。物の催促ばかりの中納言ですが、頼光さんも断る素振りがありません。普段からの根回しがあるようで、もちろんそれも手腕の内ですね。