なんと。外国人の子供たちでしたか。
異邦人を「鬼」と呼んだという説もありますが、このいたいけな兄妹はそんな恐ろしい存在ではありませんね。
二人とコミュニケーションを取ろうとする松尾、優しくて微笑ましく感じました。
外道丸とささ。どんな怖い目に遭ったんでしょうね。元気になって、心を開いてくれると良いなぁ。
また一段と物語に引き込まれました。続きも楽しみです!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
はい、どうやら”牛の乳の色の肌”、白人の兄妹のようですね。どう見ても鬼ではないですが、見たこともない風貌に松尾が勘違いをしたのは仕方ないだろうと思います。
>二人とコミュニケーション
先入観があったはずですが、どこへやらですね。ある種、自分本位ではあるのかもしれませんが、松尾は感情が傾くと理性より行動が先に立つのかもしれません。もちろんそれが彼の優しさの顕れですよね。
>元気になって、心を開いて
言葉が通じず、故郷とは全く違う場所ですし、時間がかかるかもしれませんね。
どうにか意思疎通ができるようになって、仲良くなることを私も祈ります。
>また一段と物語に引き込まれました
ありがとうございます! また私も救われた心地がします。続きを楽しんでいただけるか、最終話までドキドキが止まりませんけれども。
銀髪で若いこといえば、東洋にしては珍しいですね。どこを辿ってこちらまで来たのでしょう。陸路海路が気になります。外道丸とささ、本当の出自が名にも隠されているようですが。憶測ですよ。桃太郎などの鬼をよくモデルは海外からの人であってあやかしではない説もありますよね。清水玲子先生の漫画で月の子をはじめとするかぐや姫伝説を下地にした物語が面白かったのですよ。竹取物語とは異なりますが。浪漫があってハラハラして、そういうものに憧れます。
作者からの返信
こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
牛の乳の色の肌、ということで白人に間違いないですね。この兄妹の出身地がどこなのかは、物語の大筋を動かすものではありません。ので明かしてしまえば、途中までは陸路ですね。
お頭も言っているとおり、兄妹ともに鬼ではなさそうです。見たことのない風貌に松尾が驚いて先入観で言ったようです。
輝夜姫でしょうか。存在を知っているだけで、読んだことがないですね。
ざっとあらすじを見ますと、かなりの長編かつ込み入った作品みたいです。
古典を下地にうまくオリジナルにされていると、読者が元のストーリーとの違いを独自の解釈で楽しめますね。
私の酒呑童子もそうなっていればいいんですが。