トンネルを歩く

吉野茉莉

トンネルを歩く

 国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった、で始まる小説がある。今まさに、自分もそれと同じ状況に近い。今、私は暗いトンネルの中をとぼとぼと歩いている。しかも、それは陰鬱な心象を表すための比喩的な意味ではなく、事実、トンネルの中だった。

 そろそろ冬も厳しくなろうかという十二月の中ごろ、私は正体不明のトンネルの中にいた。

 大それた装備もなく、ジャケットを羽織っただけの服装で、ペンライトを大きくしたような程度の懐中電灯を右手に構え、数メートル先の地面を照らしている。正面に向けたところで、こちら側の光を全て吸収してしまい、何の役にも立たないことがわかったのが十分前、トンネルに入ってから十分経ったあとだった。

 そもそも、これは本当にトンネルなのだろうか。言い換え、トンネルとは何なのだろう。何をすればトンネルになるのか。

 形状? 用途?

 いささか脱線が過ぎている自分に気がつく。

 ここが何のために使われているかわからない、どこまで続いているかもわからない、明かりもなく全貌も見えない。

 しかし、まさしく、自分にとってはトンネルなのだ。

 ここが人工物であることは間違いないだろう。幅はちょうど電車が一両と通れるほどで、横に並べるのは大人四五人がせいぜいだ。筒を通したあとで地面に土を盛り平らにしたような印象。おそらく、一度も筒の大きさは変わっていない、壁に手をつけているとき、もう反対側の壁を照らすことができることからもそれはわかる。地面にグラウンドに使う土を少し軟らかくした硬さで、つま先で蹴ると微かに抉れた。一方の壁は、素人目にもコンクリートであることがわかる。つなぎ目が全く感じられないことから、やや高度な造りなのかもしれない。触り心地の感じでは、造られてから新しく、劣化もしていないようだった。

 誰が、一体、何のために。

 それがトンネルに入ったときの最初の疑問だったが、それについて考えることはしだいに諦めていた。

 もっとも、何のために自分が歩いているのかについては、もっと前に諦めきっていた。

 小高い丘を削り取って作られた新興住宅街、その地下に巨大な空洞がある、だから行こう、と言ったのは目の前でうきうきとした足取りでヘッドライトをゆらゆらさせている彼女だ。

 五メートル先を歩く彼女は、これまで太陽を浴びたことがないのではないかと錯覚するような白い肌と、運動をしないために生まれてきたと思わせるような華奢な身体に、小さな頭に伸びっぱなしで少しボサボサになった髪を乗せて、さも愉快そうに不規則に揺れている。暗闇のトンネルを歩くには不適切に見える自分に対して、彼女は水道工事でもしそうな青色のツナギを着込んでいた。このまま水道局の方からやってきました、といっても外見だけなら通用するかもしれない。

 家が近いことと親同士の仲が良かったことから、小さい頃から一緒に育ってきた彼女だが、いつも行動が読めなかった。ときどき意味不明なことを喋りだすし、つまらないと思ったことはやりかけでも止めてしまう。忍耐力がないかと思っていたら、同じことを寝ずにやっていることもある。いつか、歳を取るのを止めるとか平気な顔で言い出しても、おかしくはない。幼稚園までは、意識にもしていなかったが、小学校に入ったころからはすでに学校にはなじめなくなり、中学校では不登校気味になっていて、それをよく引っ張って連れて行った。学校がつまらないのか、と聞いたこともあるが、明瞭としないことばかり言っていた。彼女にも良くわからなかったのだろう、曖昧な笑顔を浮かべるばかりだった。学校に友達がいなかったわけでもなく、当時はまだこんなベッドタウンとしても発展していなかった小さな町の話で、周りは知った顔ばかりだったから、特にいじめがあったわけでもない。

 トンネルは相変わらず暗闇のままだった。目が慣れないところから、幽かな光もないようだった、ライトがなければ目を閉じても同じことだろう。ときどき左手で壁を触ってみるうちに、どうやら完全な直線ではなく、曲線を描いているのではないか、と思えてきた。反対側の壁を同時に触っているわけではないので、本当に曲がっているかの確信はない。単に、建設途中で均一にできなかっただけかもしれない。

 彼女がトン、とジャンプをした。そちらを照らしてみると、天井に触ろうとしているらしい。彼女の身長ではやや無理があった。

「何かあるの?」

「なさそう」

 彼女はそのあと二三度跳ね、そのまますたすたとまた歩き始めた。

 中学を卒業後、案の定というか、彼女は進学をせず、どこにも属することを止めてしまった。

 行けなかった、とは誰も思わなかった。積極的に行かなかった、わけでもないだろう。彼女にとっては、高校に行く、という選択肢が、ただ膨大な分岐点の一つでしかなかったのだろう。そう納得させるだけの当然さが、彼女にはあった。

 私はといえば、当たり前のように高校へ行き、当たり前のように大学へ行き、そしてそのままそれなりの会社に就職をした。そんな自分のことを、幸せだと思ったことも、不幸せだと思ったこともなかった。それが、私にとっての当たり前だったのだ。

 高校以降、私が彼女のもとへ行くのは昔ほど頻繁ではなくなっていたが、それでも、彼女はいつもの表情で迎えてくれたように思えていた。そんな彼女に対して、私がどのような態度で接していたかは、正直なところ、自分でも判断がつかなかった。時間に縛られない彼女を羨ましがったり、好き勝手に生きている彼女にあこがれたり、上手く周囲に溶け込めない彼女を可哀想だと思ったり、常に複数の感情が入り混じっていたように思える。

 トンネルに入ってから三十分が経過していた。

 お互いにさしたる言葉は交わしていない。

 相変わらず、トンネルの先は光を吸い込むだけで、どこへ向かっているのかもわからない。

 彼女だけが、驚きのような、うめきのような、うー、だか、あー、だが、どうでもいいような声を上げている。

「何にもないよ」

「うん、そうだね」

 近づいてみてみるが、特に変わったところは見つけられなかった。背後に立ったせいか、微かに髪の匂いがした。私の苦手な、アールグレイの匂いだ。ベルガモットオイルだろう。彼女の家は、母親がこういった香りものが好きなのか、家中が何かしらの香りで満たされていた。彼女の部屋はたいてい、薄いベルガモットの香りだった。

 子供部屋にベルガモットとは、気が利いているのか洒落のつもりなのか。彼女はその匂いを気に入っていたし、私も、飲み物に出されなければそれなりに良い匂いだと思っていた。なにより、甘ったるくなく、どこにでもありそうで、どこにでもないような、透き通ったその香りが彼女に似合っていると思っていた。

 そんな彼女は、成長を止めてしまったまま、少し手狭になった自分の子供部屋で生活をしている。

 ここ数年、彼女は、毎日のように絵本を描いている。きっかけは、私と彼女が彼女の家の物置を掃除していたときに、古い絵本を見つけたことだった。その絵本は題名も作者名もなく、妙に古ぼけていて、一枚めくるたびに紙がぼろぼろと崩れてしまいそうで、中身も、意味不明なものだった。小さな丘の上の粗末な家で、初老の男がオルゴールのネジを回している。しかし、いくら回してみても、それが音を鳴らすことはない。友人が家を訪ねたときに、そんなことをしても意味はない、と諭しても、男はネジを回すことをやめない。ある職人が、壊れているなら直してやろう、と善意で申し出ても、男は拒否をする。音楽を聴くためにしているのではない、と男は言う。男は毎日毎日ネジを回す。オルゴールは鳴らない。そうしていつか時が過ぎ、男は病に倒れ、ひっそりと亡くなる。やはりオルゴールは鳴らない。そんな描写が、上手いとも下手ともいえないタッチで少ないページで描かれている。これが何を意味しているのか、何かのたとえ話なのか、それすらもわからない。これを面白いといえる人間はそうそういないだろう。

 私たちはそれまで読んだこともなかったし、彼女の家族に聞いても、いつから存在しているのかわからなかった。試しに図書館やネットで探してもみたが、それらしいものは見つからなかった。裏面に値段表記もバーコードもないことから、一般には流通していないものの可能性が高いと判断した。

 他の大多数の人間と同じように、私にはこの絵本をさして面白いとも価値があるとも思えなかった絵本だったが、彼女にとっては正反対の評価で、えらくお気に入りとなった。

 そのうえ、何を思ったか、次の日には、絵の具やらクレヨンやらを揃え、自分でも物語をつづり始めた。絵の経験もない彼女だから、最初は幼稚園児が描いたくらい下手だったが、日を増すにつれて、なかなか読めるようになってきた。

 内容に関して私は一度も口を出さなかった。すべてに目を通してはいるが、直接感想を言ったこともないし、彼女もそういった評価は不必要のようだった。

 彼女は出来上がったものには愛着はないようで、また次の作品に取り掛かる。

 多くは、彼女の夢の話をモチーフにしたもので、やや抽象的で、それでいて、簡潔な話が多かった。

 試しにと、彼女の母親がそのうちの一つをどこかに応募し、小さな賞をもらってから、描いたもののうちのいくつかを本として出している。最初に出たのは、翼を奪われたと言い張る黒猫が、少年と一緒に、色々な動物を回ってその黒猫の翼を探す、という話だった。

 私にとっては絵本作家なるものが現役として存在し、新しい絵本がまだ作られているという事実にこそ驚きを隠せないのだが、駆け出しではあるもののそこそこその世界では名前も浸透してきているらしく、自分が生きていくだけであれば困らないくらいの収入はあるらしい。よほどの出不精のため使うお金も少ない彼女だからこそ、かもしれないが。

 ともかく、彼女はそうして彼女なりの仕事をしている。

 ああ、そうだ。

 ここで、急に自分の問題を再認識してしまう。

 私は、つい先月、新卒採用で入社した会社を三年目の終わりに辞めたばかりだった。三年で三割の人間が辞めるというから、さして稀な例ではないだろう。未だに原因を探してみても、一向に何も思い浮かばない。何がそうさせたのか、考えても考えても、その先には靄のようなものがあるだけだった。

 仕事が嫌になったかといえば、そうでもない。

 自分でも思うほど、そこそこ仕事内容は満足していたし、傍からみても充実した毎日といってもよいに違いなかった。

 忙しさに嫌気が差したかといえば、それでもない。

 それは確かに、学生のころに比べれば自由になる時間は減ったが、何かをしている、という自覚はそれを埋めるには十分な程度だったと思っている。

 人間関係に問題があったといえば、やっぱりこれも違う。

 先輩や同僚にも、それはもちろん、人間として苦手な人はいたが、それはいつのときだっていたわけで、それは日常の振幅に収まる範囲で、それを原因としてあげるのには自分でも無理があると思っていた。

 原因がどこにもなくて、もしかしたらそれはすべてかもしれなくて、だからといって特定もできず、ぐるぐるまわって何周もして、堂々巡りを繰り返して、結局どこにも答えは見つからなかった。

 そんな部分をほとんど簡略化して、省いて骨だけにして、平日の昼間にいることに対して疑問に思ったらしい彼女に対して、「仕事を辞めた」となるべく感情をこめずに言うと、彼女のほうも、「じゃあ、もう少し遊べるね」と嬉しそうでもなく、素っ気なく言っただけだった。

 そうして私は今、自分の置かれている状況と同じく、茫洋とした暗闇をひた歩いていた。

 転職活動をするわけでもなく、これまでの貯金と失業給付を切り崩しながら、ただなんとなく毎日を過ごしていた。人からみたら、こんな馬鹿なことはないだろう。嘲笑されたとしても文句はいえないし、実際にそのような言葉を言われたこともあった。あるいは、長い休みだと思えばいい、と慰めのような言葉をくれる人もいた。どちらに対しても、私は肯定とも否定ともつかない返し方をした。私がそういうものに特別何も感じていなかったからだ。

 そのとき私が感じていたのは、そういうものではなかった。もっともっと、自分が知っているものよりも深いところにある、あえて形容すれば、自分が正常に機能していることに対する違和感、というやはり伝えにくい漠然とした感覚だった。そして、それが日に日に大きくなり、自分で想像した違和感に呑み込まれそうになっていき、あらゆる行動や思考に対して、それらが実は私ではないような気持ち悪さを抱え込んでしまっていた。

 これは誰でも感じることなのだろうか。

「ねえ」

「なに?」

「いや、なんでもない」

 この能天気な彼女でも、どこかにそうした違和感を持って生きているのだろうか、という質問を私はしない。

 自分に対して、私はふるふると誰に見られるでもなく頭を振る。

 それを言葉にするには、あまりにも今の私には難しすぎたし、てくてくと三メートル前を歩く彼女には、そういうものとは無縁でいて欲しかった。

 またもしばらくの沈黙のあと、彼女がぼそりと口を開いた。

「あのね」

 歩くペースを変えず、振り向きもせず、彼女が暗闇に言葉を吸い込ませる。

「好きなことだけをしていくのって、きっと、そんなに良いことじゃないと思う」

 それは誰に向かっているのだろうか。

「本当はね、わかってるんだ。わかってるんだけど、わたし、だめなんだよね、もっとしっかりしなくちゃいけないんだけど、弱いから、色々逃げちゃって」

 彼女の言葉は、途切れ途切れで、最後にはどこかへ飛んでいってしまった。

「だから、わたしはあなたのこと偉いなって思う。みんないつの間にかどこか遠くに行ってしまうのに。でも、いてくれてありがとう。わがままだね」

 私は、彼女の真意を理解することはできなかったし、彼女も理解させようとは思っていなかったのだろう。私にわかるのは、彼女がふざけて言っているのではないということだけだった。

 そのときの彼女がどんな表情だったのか見る勇気が、私にはなかった。

 いつもの安穏とした笑顔であることを無遠慮に願っていた。

 そして、私は、ああ、うん、と半端な相槌を打った。

 また無言で、少し歩く。

 心なしか、私と彼女の距離は近づいていた。

「ねえ」

 彼女が立ち止まる。

 それにあわせ、私もぶつからないように距離をとった。

 ふっと、彼女はヘッドライトを消した。

 私だけが彼女の顔を映していた。

「まぶしいから、ライト、消して」

 言われて、私もライトを消す。完全な暗闇が私たちを包み込んだ。

 ざ、と土を蹴る音がする。

 彼女の顔が、すぐそばにあるのがわかった。

 ほのかな体温と、ベルガモットの匂いと、柔らかな感触。

 長い一瞬のあと、彼女が離れて、自分のライトをつける。

 頭から取り外したのか、ライトを胸の前に持ってきて、下から彼女の顔を照らしていた。

「ひゅーどろどろー」

 なんで今に限って満面の笑みなんだ。

「もう帰ろうよ、寒いし」

 彼女が言った。

「うん? 満足したの?」

「それなり」

 自分で望んだくせに、どうやら飽きてしまったようだ。

「じゃあ、そうしよう。でも、あとどれくらいあるのか知ってるの? 引き返すのにも時間がかかるでしょ?」

 私の疑問に、彼女はニタニタと人を小馬鹿にしたような笑みで立っている。

「なに?」

 彼女はぐるんと頭を右へ向け、ヘッドライトを壁に当てる。

 しかし壁に当てる、と思ったのは私の勘違いだった。光は壁に当たるのではなく、遠くを照らしている。目を凝らしてみると、暗闇ではない、何かぼんやりとした明かりが見えた。冷気がそちらから流れてくるのも意識すればむき出しの頬で感じる。

 出口だ。

「なんだ、出口はすぐそこだったんだ」

 出口の先から、トンネルよりは多少は明るい外の夜の景色が見えた。

 体の向きを変え、私を先頭に出口へ進み続ける。

「あ、あー」

 出口の先が見えたとき、思わず惚けた声を出してしまった。

そこは、最初に入ってきたときに確認した景色を半回転させたもの、つまり、出口、と私が思っていたものは、入口でもあったのだ。

「気がつかなかった」

 確かに、ただの穴でも、人工のトンネルでも、長すぎるとは思っていた。もしかしたら、という可能性も考えなかったわけでもない。頭の中で歩いてきた道のりをトレースしてみて上手くルートは作れなかったが、現状からさかのぼれば、緩やかな円形を周回していたに過ぎないのだろう。表現すれば、数字の9に近いのだろうか。その内部を一周、場合によっては何周もしていたはずだ。堂々巡りをしていたのは、私の頭の中だけではなかったのだ。それにしては、いくら暗闇だったとしても、一方の壁側に寄っていたのだがら気がつかない私もおかしい。

 そうか。

 一定の間隔で、飛び跳ねたり声を出したりして私の注意をそらせていたのは、そういう理由からだったのか。

 つまり、彼女は、この内部の構造を理解したうえで、私を連れまわした、ということに他ならない。

 大きく、これ見よがしにため息をつく。

 楽しそうに、本当に楽しそうに彼女は笑っていた。まるで、夜の中で彼女の周りだけ日向になって、温度すら変えてしまったみたいだった。

「一つ、質問をしてもいい?」

「なに?」

 笑顔をきれいに維持したまま、頭をことんと右に倒した。

「結局、ここは何だったの?」

「え、いや、そりゃ、トンネルなんじゃ?」

 首を傾けたまま、答えを返す。

「……だから、何の」

「なんだろ」

 傾いた頭を元に戻す。

 どうやら、彼女にもこのトンネルが一体何のために造られたのか、そもそもトンネルと呼んでいいものだったのかわからなかったらしい。疑問もなく、素直な気持ちで、トンネルがあったから、という理由だけで、私を連れ出して探検をしていたのだ。もしかしたら、創作活動の一環として、そういった取材じみたことをしたかったのかもしれないが、そうだとしても、本格的に着るだけ着込んで、何もメモしようとしないのはおかしい。

 ほんの少しだけ、私を励ますために、彼女なりに何か方法を考えたうえで、それを実行してくれたのではないかと思ったが、直接質問をするには恥ずかしいし、さすがに自分勝手だなと思ったので、胸の中に仕舞うことにした。だけど、そう思うことに罪はないだろう。

「また遊ぼうよ」

「昔みたいに?」

「そう、昔みたいに、いろんなことして」

 彼女が片方の口だけを吊り上げて言った。それが照れ隠しなのか、あるいはそう思いたい自分がいるのか、たぶん、どちらでも良いことだろう。

「そうだね、まずはご飯を食べに行こう」

「おごり?」

「無職にたかるな、作家先生」

 私は彼女に背を向けて、月の照る坂道を下り始めた。

 久しぶりに、空を見上げる。

 吐く息が、白く、空へと駆け上がっていた。

 ジャケットの襟を立てる。

 中途半端な大きさの月と、遠慮がちに空を覆う雲と、申し訳程度に輝く星。

 こんな夜は、誰もがトンネルにでも入りたくなるのかもしれないな、と私は言葉に出さずに思った。

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トンネルを歩く 吉野茉莉 @stalemate

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