第7話 大学日本拳法的なる中国との付き合い方

私たち日本人は、「中国の脅威」なるものを「中国の驚異」と素直に認め、「中国に支配される」のではなく、彼らのオファーする「WinWin」の関係に、前向きに取り組むべきではないでしょうか。


中国という大人(強国)は、韓国や台湾のような格好ばかり大人ぶっている小僧さんとは訳がちがう。

しかし、そんな手強い相手だからといって、後ろに下がらず(陰でコソコソ中国の悪口を言っていないで)、こちらから「ぶん殴ってやる気迫」で付き合わなければ、かつての韓国(百済・新羅)のように、やがて外国(中国 → ロシア → 日本 → アメリカ)の従属国となってしまう。


明治以来、米英仏(国際金融資本)の植民地である日本よりも、その方がマシかも知れませんが、日本には(韓国人支配によって封印されている)中国にはない強みが幾つもあるのですから、それらを活性化すべきなのです。


日本拳法には、殴る・蹴る・投げる・関節技とバラエティに富んだ戦い方があります。 更に、それが大学日本拳法ともなれば、単なる殴る蹴るだけでなく、哲学によって道とすることができる。

それと同じく、日本人には突出した様々な技術や文化があり、尚且つ、それらを単なる技術や機能に留め置かず、1万年前から続く縄文人の形而上的思惟に由来する「道の力」とすることができるのです。


「100円ショップ」という、「日中コラボ」による現実の成果を、いま目の前で私たちは見ることができますが、 「モノマネとしての100円ショップ」なら、韓台でもできる。

しかし「道としての100円ショップ」は、日韓・日台・中韓・中台では実現できないのです。


日本アニメに見る日本人の異次元的な思念や思惟、豊かなアイディアや発想を、中国人の「何でも現実のモノにしてしまう力」によって現実化(製品化)する。

「100円」ばかりか「銀河鉄道999」でさえ、日中の力で実現できるでしょう。


続く


2023年12月19日

V.1.1

2023年12月21日

V.1.2

2023年12月22日(冬至とは、新しく一年が生まれ変わる日、だそうです。)

V.2.1

平栗雅人

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「山を移さば小石から」 中国の戦い V.2.1 @MasatoHiraguri

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