第52話
時間を忘れ行為に耽っていた二人。気付けば外が真っ暗になり、電気をつけていなかった室内も真っ暗に。
「はぁ…はぁ…ふぅ………ありゃ、真っ暗だね…」
「ふぅ…ふぅ…そうです…ね」
「ご飯……の前にお風呂入っか…」
「はい……」
「琴葉ちゃん動ける?」
「す、少し休めば…大丈夫です」
「じゃあ、用意とかしておくね」
「ありがとうございます…」
キスをしたり胸を揉み合ったり、互いの陰部を触り合った二人。途中邪魔になって脱いだブラやタイツなどの衣服が散乱している。
また、ショーツは互いにビショビショになっており、そのままご飯を食べるのは憚られた為、先にお風呂に入る事にした。
「落ちてる服持ってっちゃうよ?」
「ありがとうございます。着替え、適当に用意しておきますね」
「ありがと!そろそろお湯溜まるだろうし行こっか!」
「はい!」
脱衣場へ行き服を脱ぐ。
互いの裸はもう見慣れたもので、特に気にすることなく脱いでいく。
「琴葉ちゃん、今度一緒にブラ買いに行かない?」
「ブラですか?いいですよ」
「お気に入りのやつがサイズ合わなくなっちゃって…どうせなら琴葉ちゃんに選んで欲しいなって」
「そういう事であればお任せ下さい!」
「その後服とかも見に行こ?」
「はい!」
服を脱ぎ終えた二人は浴室に。
互いの身体を洗いっこして湯船に浸かる。
「ふぅ〜気持ちいいね〜」
「ですね〜」
「……琴葉ちゃん、さっきのどうだった?」
「…とっても良かったですよ?先輩はどうでした?」
「私も、凄い良かったよ…でも、あれキスよりヤバいね…」
「そうですね…日を決めておかないと不味い気がします。」
キス以上の快感を知ってしまった二人はこのままでは不味いと思いルールを決めた。
「そろそろ出よっか」
「そうですね」
十分に温まった二人は身体を拭き浴室から出る。脱衣場で服を着て、互いの髪を乾かし合う。
「そういえば先輩」
「なに?」
「先輩のアルバイトしてるカフェってまだ人募集してたりしますか?」
「どうだろ?琴葉ちゃんもアルバイトしたいの?」
「私もアルバイトすれば、先輩と一緒に居れるなって思いまして…」
「明日行くし店長さんに聞いてみるね?」
「ありがとうございます」
髪を乾かし終わった二人はリビングに移動する。
「琴葉ちゃん、出前にしようと思うんだけど何食べたい?」
「うーん、そうですね…ピザとかどうですか?」
「いいね!一枚頼めば足りるよね?」
「恐らく…サイドメニューの何か一つ頼んでおきます?」
「そうだね!ポテトでいい?」
「はい!」
早速スマホで注文をして一時間程待ったが商品が届く。
「美味しいね!」
「ですね!」
「たまにはこういうのもいいよね〜」
「そうですね」
二人は仲良く分け合ってピザを食べた。
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