12月31日(日)
第44話
家でのんびりしたり、雪や和人と出掛けたりして気付けば大晦日の夜。
「遥、日が変わるまで起きてるつもりなんでしょ?夜ご飯の前にお風呂入っちゃいな」
「分かった〜。琴葉ちゃ〜ん行こ〜」
「はい!遥先輩!」
「ホントに毎日一緒に入るのね…。まぁ仲がいいのはいい事だわ」
雪に促され、琴葉と連れたってお風呂へ行く遥。来た日以外毎日一緒にお風呂に入る二人に若干呆れ気味の雪だった。
脱衣場で服を脱ぎ何となく置いてあった体重計に乗ってみる遥。
「ん"ぇ"…」
「遥先輩…女の子がそんな声出しちゃダメですよ…。それで、どうしたんですか?」
「ふ、太った…」
「……特に太ったようには見えませんが…。遥先輩…ちょっと失礼しますね…」
「きゃっ…ちょっと琴葉ちゃん!くすぐったいよ!」
おもむろに遥の胸を揉みしだく琴葉。
前から横から下から…色んな角度から揉む。
「ちょ、ちょっと……んっ……琴葉ちゃん……」
「遥先輩…おっぱいまた大きくなりました?」
「えっ!?あ、そ、そういえば…いつも使ってるブラ少しキツかったかも…。じゃあ太った訳じゃないのか…良かった…」
「遥先輩のおっぱいはまだまだ育つんですね……」
体重の増えた原因が太った事ではなく、胸が成長した事だと分かり一安心の遥。
そんな遥の胸を琴葉は更に揉む。
「羨ましいです…。私なんてもう成長止まっちゃってるのに…」
「きゃっ……んっ……ダメ……あんっ……」
「はぁ…大きいのにハリがあって、揉み心地も良くて…。それに形も整ってる…」
「琴葉ちゃん……止まって……んっ……イッ……んぁ……」
遥の身体から少し力が抜け後ろに立っていた琴葉に寄り掛かる。遥の秘部からは少しトロみのある液体が脚を伝う。
「あっ!は、遥先輩!ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
「う、うん……。なんとか……。くしゅんっ…」
「ホントにごめんなさい!お、お風呂入りましょう!」
「そうだね…。あ、わ、私先に身体洗うね…」
「…?はい。お背中流しましょうか?」
「だ、大丈夫だよ!先湯船に浸かってて!」
(か、軽くイッちゃったのはバレてない…よねん)
浴室に入り、琴葉を湯船に入らせ身体を洗う遥。両親がいる為、あれこれ出来ておらず溜まっていたのだろう。琴葉に胸を揉まれ、興奮してしまい軽く達してしまった遥。
「遥先輩、明日1日こちらでゆっくりした後向こうに戻るんですよね?」
「うん!それで、向こうで片付けとかしたりして、三日にみーちゃんとかと初詣に行く予定だよ!」
「お母さんと和人さんも一緒に行くんですよね?」
「そうだね!お母さんが初詣の後は大人と子供で別れるって言ってたけど琴葉ちゃん何処か行きたいところある?」
「別行動なんですね…」
「一緒に周りたかった?なんか向こうで用事があるんだって〜」
「用事…あっ…」
「どうかした?」
「い、いえ!大丈夫です!」
「そう?よし、私洗い終わったから琴葉ちゃんもどうぞ!」
「はい!ありがとうございます!」
遥と琴葉は交代して、遥は湯船に浸かり琴葉は身体を洗う。
琴葉が身体を洗い終われば定位置の遥の脚の間に腰を下ろす。
遥は琴葉の腰に腕を回し軽く抱き締める。
逆上せない程度にイチャイチャした二人は、十分に温まった所でお風呂から上がった。
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