12月11日(月)

第24話

お読み下さりありがとうございます!

本日2話目の更新になります。

1話目がまだの方はそちらからお読みください。


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 朝。アラームが鳴る前に自然と目が覚めた遥。目を開けると目の前に琴葉の寝顔。


「かわっ!?」


 大きな声が出そうになり口元を押さえる。

 深呼吸を一つ。落ち着いたところで琴葉の額にキスをする。次に頬、首筋とキスをしていき最後に唇にキスをする。


「ふふふっ///」

「先輩?」

「んっ!?!?な、何かな!?」

「バレてないと思ってますか?」

「ご、ごめんなさーい!」

「いえいえ大丈夫ですよ。代わりに私もしますね?ちゅっ…ちゅっ…ちゅーーっ!」

「んぁっ…///」


 仕返しとばかりにキスをする琴葉は首筋にキスをする時長めに吸い付いた。遥の首筋に赤い虫刺されのような跡が出来る。


「最後は唇ですね!いただきます///んちゅっ…んっ…れろ……んっ…ちゅっ……んんっ………ぷぁっ…はぁ…はぁ…」

「こ、琴葉ちゃん…朝から…激しい…よ…」

「ふふっ///あ、先輩おはようございます!ちゅっ!」

「おはよう琴葉ちゃん!ちゅっ!」


 挨拶を交わし、おはようのチューをする。


「よし!起きて学校の準備しようか!」

「はい!一度着替えてきますね!」

「分かった!じゃあ、朝ご飯とか用意しておくね。」

「お願いします!」


 着替えに戻った琴葉を見送り朝ご飯とお弁当の準備をする。今日のお弁当は常備菜のきんぴらごぼうを入れて、卵焼きを焼く。隙間には冷食を入れる。なるべく手作りにしたいが忙しい朝にそんな余裕はない。


「今度から夜の内に用意しとかないとなぁ」

「何をですか?」


 独り言のつもりが返事があった。


「んっ、おかえり!お弁当のおかず、なるべくなら手作りがいいなって思ってね?朝は忙しいし、夜に用意しておけば詰めるだけかなって思って」

「はい、ただいま。確かにそうですね。作る時は是非協力させてください!」

「うん!あ、朝ご飯の用意は終わってるから先食べてて!私も着替えとかしてくるね!」

「待ってますよ!」


 着替えの為に寝室へ戻った遥。

 しかしすぐにリビングに戻ってきた。


「こここここここ琴葉ちゃん!!!!!首筋のこれ何!?」

「あ、やっと気付きました?マーキングです///」

「ちょっ!えっ!これ隠せるかな…」

「隠しちゃうんですか?」

「隠すよ!?もう…付けるなら見えない所にしてね?」

「付けるのはいいんですか?」

「う、うん…だってなんとなく嬉しいんだもん…///」

「分かりました。今度は見えない所につけますね///あ、先輩早く着替えないと時間無くなっちゃいますよ!」

「あっ!すぐ着替えてくるね!」


 再び寝室へ戻った遥は素早く着替えて戻ってきた。


「お待たせ!ご飯食べよっか!いただきます!」

「いただきます!」


 そして朝ご飯を食べ片付けをした二人は、鞄を持ち玄関へ。

 行ってきますのチューをして外に出る。

 遥が鍵を閉めると、どちらからともなく手を繋ぐ。恋人繋ぎで。


「じゃあ行こっか!」

「はい!」

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