第23話
お読み頂きありがとうございます!
♡、☆をまた頂いてしまいましたwありがとうございます😊
見切り発車で始めた本作。
拙い文章でありますが、これからもお楽しみ頂ければと思います。
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夜ご飯を食べ片付けをした2人は、既に布団の中にいた。
「先輩、また胸をお借りしても良いですか?」
「もちろんだよ!おいで!」
「ありがとうございます!」
遥の胸に顔を埋める琴葉。
「先輩…私たち恋人同士…なんですよね?」
「そうだよ?」
「あまりにも嬉しくて、さっきまでの事が夢なんじゃないかって思って…」
「なんとなく分かるかも!でも、大丈夫!夢じゃないよ!」
「はい!先輩大好きです!」
「私も大好きだよ!琴葉ちゃん!」
「すぅ…はぁ…こうしていると本当に落ち着きます」
「ちょっと琴葉ちゃん!恥ずかしいよ!」
「すんすん…」
「うぅ…こうなったら、私も!すんすん…琴葉ちゃんもいい匂いするね!」
「そうですか?先輩の方がいい匂いだと思いますけど」
遥の胸に顔を埋めて匂いを嗅ぐ琴葉と、そんな琴葉の頭頂部に顔を近づけて匂いを嗅ぐ遥。
「うーん、あっ、琴葉ちゃん!顔上げて?」
「はい?なんですんっ!!!」
「ふふーん!」
不思議そうに顔を上げた琴葉へキスをした。
イタズラが成功したとばかりにドヤ顔を披露する遥。
「先輩っ!んっ…ちゅ…んっ………ぷはっ…んっ」
「んんっ!んっ…んっ…ちゅっ……ぷはっ…んん〜///」
(ヤバ!琴葉ちゃんのスイッチ入っちゃった!)
既に普段は寝ている時間になっているので眠気もあるのか目をトロンとさせ、頬を赤く染めた琴葉。
「しぇんぱぁい…大好きですよぉ…。んっちゅっ…んっ…んっ…ぷはっ…」
「んっ…ふふっ…んっ…。あっ、琴葉ちゃん?」
「しぇん…ぱ…い…すき…」
先程までの勢いが嘘かのように眠ってしまった琴葉。
寝言で自分を呼ぶ琴葉があまりに可愛らしく、起こさないようそっと抱き締める。
そして、よく手入れのされたサラサラの髪を撫でる。優しく慈しむように。
「おやすみなさい、琴葉ちゃん」
「んぅ…」
「私もそろそろ寝ようかな。行きは一緒に行くけど、帰りはどうしようかな。私が迎えに行ったらびっくりするかな…」
明日からの学校生活に不安を感じつつも何処か楽しみな遥。
「手を繋いで行ったらさすがにバレちゃうかな…見せつけて琴葉ちゃんは私のってアピールも…私って独占欲強い?でもなぁ…他の誰かが琴葉ちゃんに告白するってのも嫌なんだよなぁ…」
琴葉が他人に告白されることを想像して落ち込む遥。
「あ、みーちゃんにはちゃんと報告しないとなぁ…。お昼休みに言えばいいかな。さ、そろそろほんとに寝ないと」
最後にもう一度琴葉をギュッと抱き締め目を閉じた遥はすぐに夢の世界へと旅立った。
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