5年生 4

もう何回目だろう?

働かなくなった頭で窓を見ると外はもう暗かった。


もう体もベッドもベタベタで私はされるがままだった。

もう無理、その一言だけは言わないようにしていたがどう考えても私の勝ちはない状態だった。


アレックスもさすがに疲れてきてるのか動きがゆっくりだった。


「ジュリ...最後だよ、後ろ向いて」そう言われて体を後ろ向きに変えられおしりを持ち上げられた。


私は最後の最後に来るとわかった。


圧迫感に備えて私は枕に抱きついて顔を埋めた。


ゆっくりした動きでも圧迫感はあるし、何回しても息苦しさはなくならなかった。


「ジュリ、ジュリ...」私の名前を呼びながら突いてくるアレックスに私は「出して」と言った。


たまにアレックスが言ってと言う言葉だった、そう言えば早く終わるかもと思った。


その言葉に意味があったのかは分からないけどアレックスは「ジュリ、僕のお人形さん、愛してる」と言いながら私に覆いかぶさって絶頂を迎えた。


私は息をするのがやっとでアレックスの下でぐったりしていた。


アレックスが「あー、もう限界、ジュリの勝ちだよ」と言って私の中から出ていった。


私は返事も出来なかった。

今が何時かも分からなかったけどもう気にする元気もなかくてベタベタな体をどうにかするのもめんどくさくてしばらくベッドから動けなかった。


しばらくするとアレックスが動き出してお風呂の準備をしてくれた。


私は自分で動けなくて結局アレックスがお風呂に入れてくれた。


「ジュリはすごいね、今回は勝てると思ったのに僕負けちゃったよ」そう言って笑っていたが私は内心負けたと思っていたのでただ笑って誤魔化した。


翌日起きた時は体中が痛くて、もう何回もするのはダメとアレックスに言った。


それから多くても3回までという約束をアレックスとした。


父と彼女が帰ってきたのは相変わらず朝方だった。


私は夜までアレックスのところに居て父に呼ばれてやっと自宅に帰って行った。


父は珍しく上機嫌で、「やっと帰ってきたかー、お前はアレックスの事が大好きだなー」と笑っていた。


私は笑いながら「アレックス優しいから好きだよ」とだけ答えた。



その後アレックスが呼ばれて大人達はお酒を飲んだりしていたので私は自分の部屋に行って寝てしまった。

体の疲れはまだ抜けてなかった。

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子供時代…ノンフィクション @mii-311

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